局法について〜地財局と叉財局(しゃざいきょく)
局法シリーズ その5。
以前のものはこちらから。
局法について〜破財局と曲財局
局法について〜推逆局と円推局
局法について〜殺局と生殺局
局法について〜井乱局と乱命局
今回は地財局と叉財局(しゃざいきょく)についてです。前回のと少し名前が似ていますが、別物です。
禄存星と龍高星
司禄星と龍高星
禄存星と玉堂星
司禄星と玉堂星
この組み合わせが縦のラインか横のラインに並んでいる場合、
隣同士でも、一つ飛んでいても、他の星が混ざっていても、その組み合わせだけでも(どちらかが2個ある)、該当します。縦のラインは表面に出やすい、横のラインは内面にその感情がこもりやすい(ので突然爆発しやすい?)とされています。
土性の財を表す星(禄存星と司禄星)が水性の知恵の星を剋するため、
お金が増えると知性や人格を落とす、という性質。
お金があまりないうちはかなりお金に関して寛容で気前が良いのですが、
お金を沢山有する様になると、程度が大きくなるにつれ、その分ケチになり、性格が捻れていく様です。
お金が大好きでお金ためにモチベーションが上がるにも関わらず、
そうは思われたくないので、お金は関係ない、とか、お金のためではない、とか、お金はそんなに重要ではない、とか、世のため人のため、など、敢えて本心とは裏腹な事を口にします。
実際、そういう人に限ってこの局を持っていたりします。(調べてみて!)
もし持っていなかったら、本当にそう思っている可能性もありますが、もし持っていたら、口では何を言っていても「お金が大好き」と思って間違いない、ある意味、すごく分かりやすい性質です。
お金を欲しがる人、わざわざ欲しがらない人(取りに行かない人)など色々なタイプの人がいて、それがその人が置かれた環境なのか、人のためなのか、自分のためなのか、分からないけれど、この局を持っているならば、大体自分のためなので、もし身近にいたら個性として認めつつ、表面的な言葉に感化されてないように注意しておいた方が良いかもしれません。