自分らしい生き方を知る 算命学鑑定士 詠子のブログ

算命学に興味のある方、運勢や宿命という言葉が気になる方、自分の運勢や資質を知って活かしたい、という方向けに私が算命学の勉強から学んだ処世術を発信したいと思っています♡

鑑定士として大切な資質

鑑定士として、良いアドバイザーであるための、

私が思うところの大切な資質について書いてみたいと思います。

 

まず、大前提で、人生に於ける大切なものが分かっている事。

五徳である、福・寿・禄・官・印、つまり、

幸福、健康、財、名誉、智恵、その意味とバランスについて。

もし、財や名誉が幸福だと思っている人は

スティーブ・ジョブスさんの人生終盤のスピーチを

是非聞いて欲しい。

 

さて、算命学をある程度お勉強すると、性格だの運勢だの

財運やら仕事運やら、かなりの情報を宿命から

読み取れることが出来るようになります。

そして便利なソフトをお金を払って使えば

誰でも。誰でも。もう一度言おう。誰でも、簡単にクリックひとつで

鑑定できるようになります。

 

十大主星や十二大従星の特徴にしろ、

それがどこにあるから、どう使うと良いということにしろ、

クリックひとつで言えるようになります。

 

でも大切なのは、その表面的な説明をダダ読みするのではなく、

その性質がどこから、どんなモチベーションから来ているか?

という事を考えられる洞察力と理解力、そして何より経験。

経験がないならその分野での相当深い知識が必要。

 

まずは理解力や洞察力について。

例えば貫索星。一言でいうと「頑固」だけれども、

貫索星を持つ人は、一つの事に一時に集中できて、

そしてある程度他の人よりも長くその集中力が持続出来る

能力を持っています。そしてその性質の良い点と悪い点について

理解していないと、なかなかその性質の生かし方については

アドバイス出来ないと思います。

でもソフトを見ているだけの人は「ああ、頑固ですね」という

理解でしかないので、その鑑定される人の性質を池に例えるなら、

表面の光が反射している表面的な部分しか見えていない。

奥底に、どんな感情や野心が隠されているのか?という事まで

観る事が出来ないのでは!?

 

そして経験値やその分野や環境に対する知識の豊富さ。

だって、ビジネスのアドバイスが欲しいのに、主婦しかしたことない人

は大したアドバイスは出来る訳ないし、逆に、主婦を経験していない人は

主婦の考え方や住んでいる世界、人間関係など知らないので

その人の悩みや苦しみについて、的確なアドバイス出来ないはず。

男性には女性の母性が理解できないし、

女性も男性の実利的な考え方などは出来ない。

なので男女の性別が違うだけでも、鑑定内容は変わって来ると思う。

男女の差に限らず、同じ見方が出来なければ、

的確なアドバイスなど出来ないのでは!?

 

なので、鑑定士として大切な資質。

鑑定を希望する人は、ビジネスや、健康、子育て、

対人関係など、悩みの分野が色々なので、

その分野における知識と経験、そして可能なら、未来を読む事が出来る様な

先見の明を持っていること。

 

でもオールマイティな鑑定士になるのは相当な経験値が必要なので

(相当な経験値のある人は色々な分野で活躍しているのでそもそも

鑑定士になどならないと思う!笑)

なかなか見つからないと思うので、とりあえず、

鑑定の得意な分野をハッキリさせて、

自分が明るい範疇で鑑定をする事の必然性を分かっている謙虚さ?

も大切だと思います。