さて、間延びしすぎましたが、前回からの続き。
現状で、今まで長い間蓄積された良いカルマや悪いカルマが次々と現れているという事なのですが、現れるカルマには順番があるそうです。
まず、身体。これは産まれる時というか、胎児になる時というか、遺伝子が決まるときに前世までのカルマが使われるようです。そしてその身体で一生涯過ごす訳なので、ここが一番大事な訳で、ありったけの良いカルマが使われて身体が作られるそうです。
一番搾りみたいな感じ?(勝手なイメージですが)
ほぼ、ここで良いカルマを使い切っちゃうような勢いで良いカルマを使うらしいです。健康状態、ルックス、身体能力、知能の高さ、などなど、出来るだけ良いものを使って出来るだけ良い状態の身体を作るそうです。
そして生まれた環境も、それまでのカルマで決まるわけで、良い恵まれたところに生まれたり、劣悪な環境で生まれたり、、、。
算命学はそんな出生の条件や人生の流れを読み取ることが出来るので、本当にすごいなって思うのですが、、、。
そして、成長して、老いて、病気になったりして死んでいく訳ですが、その過程で使われるカルマは、全部、良いカルマから。
そして良いカルマを全部使い切ったら、それまでに蓄積された悪いカルマが現象として出てくるようです。つまり、不運な現象が起きてくるようです。
ここで気になるのは、積み上げた良いカルマを、使い切らずにどうやって恵まれた人生を送るのか?!という事だと思います。
それは、とっても簡単?で、良い行いをたくさんすること。
そして、お釈迦さま(人類の先生)によると、カルマが現れるのは、いつでも良いカルマからなんだとか。
例えば、それまでの人生でテキトーに生きてきて、悪いことなどもそこそこやって、それまでに積み上げた良いカルマを全部使い切ってしまったとします。
そして、いよいよ、悪いカルマしか残ってないから、人生傾くぞー!となったときに、急にお布施がしたくなった、人助けがしたくなった、偶然にも、人助けをする機会に恵まれた、などなど、良いことをしてしまったとします。
そうすると、その良いカルマから先に現れるので、悪いカルマが現れるのが先送りになる、という事だそうです。
これを学んで、私個人的に、すごくありがたく感じました!笑
だって、今から良いことし続ければ、現状維持かプラスになるってことでしょう!?
人間として生きているということは、食物連鎖のトップにいるので、他の生命を犠牲にしているということ。(身体を維持するには食べないといけないし、何を食べるのか?と言ったら他の生命しかいない)この世の資源を皆んなで奪い合っているということ。
だから、人に何かを分け与える、つまり自分のものを諦めて他の生命に差し出す、という行為は、とっても尊いそうです。寄付とか、喜んで捨てる、という意味で「喜捨」って言い方をしますが、自分にマイナスのようでも世の中にはプラスの行為なのでめちゃめちゃ良いカルマになるんだそうです。
でも、そういった「良いことすれば自分の得になる」事を期待するのは、欲から起こった衝動だから、良いカルマでも御利益が半減したりもするそうですが。
手っ取り早く運勢を良くしたかったら、とりあえず、喜捨などして自分以外の人を喜ばせてみてはいかがでしょうか?(コレ、試しにやってみると、本当に実感として分かります。)
、、、と言っても、要らないものを人にあげるのではなく、慈悲の気持ちで喜捨するという意味です!、、、だって、利己的な理由で良い事をしても、徳が半減しちゃうから。
最後に、自分にもし良いことが起こったと思ったら、それは以前に積んだ良いカルマが現象になって消えた、という事なので、3つくらい良いことを自分ですると、消費された良いカルマを補えるそうです。