自分らしい生き方を知る 算命学鑑定士 詠子のブログ

算命学に興味のある方、運勢や宿命という言葉が気になる方、自分の運勢や資質を知って活かしたい、という方向けに私が算命学の勉強から学んだ処世術を発信したいと思っています♡

人格者を作る性格とは?!

良い運勢を作るには良い生き方をしなければありえない事です。

イマイチな人格で卑怯な生き方をしていても運勢良さそうな人は沢山いるし、
不公平ではないだろうか?という話になりそうですが。

そうなんです、人生って不公平なんです。

生き物は全て、自分のカルマに応じた人生を送っているわけで、
そのカルマを読み解くのが算命学。

なのでおおよその性格やら運勢などは、
さすが中国4千年の歴史だけあって大方読み解くことができますが、
未来を確実に予想するなんて所詮無理な事です。

どんな良い運勢を持って生まれても、生き方が悪ければ結果、惨めな未来が待っているし、でも!もしそれまでに積み立てていた(?)良いカルマが底を尽きなければ、死ぬまではとりあえず安泰でいられるかもしれません。

どんな悪い運勢で生まれても、生き方が良ければ、苦労をしながらも良い人生を送ることは可能です。

では良い人生って何!?

という話になると、経済的な人気的な成功を思い浮かべる方が殆どですが、
実際に「良い人生」というのは自分で納得が行く生き方が出来たかどうか?ということではないかと思っています。

だったら、どうすれば「納得の行く人生」が生きられるの?
何を指針に生きて行けばいいの?という疑問が出てきます。

それを探して、私も色々、いろいろ、イロイロ、勉強したり試したりして
算命学が答えを教えてくれた様な気がしたのですが、結局、
占いなどの運勢を読み解く学問では結果論しか得られず、
「道徳的な生き方」をするしか運勢は良くならないという事が分かりました。

実際、道徳的な生き方ってナニ?となったときに、
仏教のお釈迦さまが説いたお経の内容が間違いなさそうなのでご紹介します。

だって、中国や日本、アジア全体の文化や慣習を作り上げた仏教ですもの。

これは「慈経 - Metta Sutta」というお経の中で15の性格として語られています。

15もあります!慈悲のお経だけあって、慈悲の気持ちについてのお経なのですが、
そもそも、慈悲の気持ちを持つためにはこちらの15の性格が必要になる様です。

これを心掛けて実践できれば人格者になれて、
多分、確実に運勢も良くなっていくと思います。

日本でも般若心経とか分かりづらいやつじゃなくて、
こういうお釈迦さま直伝のわかりやすい内容のお経読めればいいのに、って思う今日この頃。

 

1)何事にも優れ(やるべき事をきちんとやる)

2)しっかりして(正しく芯が強い)

3)真っ直ぐで(正しい事に対して妥協しない)

4)しなやかで(素直で)

5)人の言葉をよく聞き(柔和で)

6)高慢でない(謙虚で)

7)足ることを知り(満足しやすい)

8)手が掛からず(要求が少なく、あれこれ欲しがったり文句を言ったりしない)

9)雑務少なく(忙しすぎない)

10)簡素に暮らし(質素)

11)諸々の感覚器官が落ち着いていて(行儀作法が落ち着いている)

12)賢明で

13)裏表がなく(二面性がない)

14)在家に執着しない(他人や家族に必要以上に執着・依存しない)

15)智慧のある識者たちが批判するようなどんな小さな過ちも犯さない

 

という事だそうです。多分、7番8番くらいをクリアするだけでもだいぶ人生が楽になりそうですよねー笑

 

参考文献)慈経/宝経/吉祥経(初期仏教教典解説シリーズIV) by Alubomulle Sumanasara