自分らしい生き方を知る 算命学鑑定士 詠子のブログ

算命学に興味のある方、運勢や宿命という言葉が気になる方、自分の運勢や資質を知って活かしたい、という方向けに私が算命学の勉強から学んだ処世術を発信したいと思っています♡

宿命でカルマ(業)が分かる?

 

算命学で宿命を見ていくと、色々な事が分かります。

性格的な傾向、運勢の傾向、先祖からの因縁、

自分で作りそうな因縁などなど。

 

仏教などで輪廻やカルマについてよく語られますが、

算命学はどちらについても肯定している学問らしいです。

 

信憑性はともかく(私は一応信じていますが笑)

やはり持って生まれた性格とか、運勢とか、あるのではないか?と思います。

 

仏教では業(カルマ)は管理されているという言い方をするらしいです。

人が生まれた時に、その管理のもとにカルマを持って生きていく訳ですが、

その管理から外れると現象として出るんだとか。

例えば、頭がすごーく悪く生まれたとして、それはその人が

過去世等で作った業が(良く分かりませんが、例えば、頭の悪い人を馬鹿にしたとか?)

現象として現れたわけで、頭が悪く生まれた事でその人の持つ業が一つ外れた、

という感じ?

それでもし、頑張って人より苦労してお勉強してそこそこ賢くなったとしたら、

その業は解消されたという事。

でももし、カンニングや替え玉などで楽して誤魔化していたら、

さらに大きな業になって次へ繰り越されるようです。

それは今世で出るかいつ出るかは分からないらしいけど、

誰でもみんな、ものっ凄い量のカルマを過去から引き継いでいるんだとか!?

 

短気な性格、競争意識が強い人、

責任が重くなると逃げようとする人、

お金にこだわる人、などなど

色々な性格的な傾向を持つ人がいます。

 

こんな良い環境でこんな素晴らしい能力を持って、

器量まで良いのに、なんでこんな損な性格してるんだろう?勿体ない、、、とか、

こんなに色々苦労を抱えているのに、苦労ともせず、

明るく謙虚に、なんて素晴らしい生き方をしているんだろう?見習いたい、、、など

人によって、与えられた環境や条件と、その生き方は色々。

 

算命学を勉強して自分にとって良かったことは、そんな自分のカルマが分かる事。

例えば、私には子供がいません。

夫も私も至って健康、生殖機能に何ら問題はありませんでした。

でもなぜか恵まれず、悩んだ時期もありましたが、

算命学で、私には子供縁が薄い、子供が出来にくい、という宿命がありました。

実際、そんな宿命でも子供が沢山いる人もいます。

でもやはり見ていると、あまり子育てが得意そうじゃ無かったり。

 

ただ、宿命で「そっか、子供と縁が薄いんだ~」と思ったら結構納得して、

同世代の友達が子供の事で忙しくしている傍らで、

「どうして私には子供が出来なかったんだろう?」という

疑問?不満?はなくなりました。

だったら、そういう風にそれなりに生きて行けば良いんだ、と。

お金も子育てにかからないし、責任もないし、

(子供の運勢は100%親のせいだとよく先生が脅していました笑)

だからといって、色々経験出来る喜びなどは計り知れないですが、

苦労や気苦労も計り知れない訳で。

無くて済むなら無いなりに~、という気持ちになりました。

 

宿命に必要とされているものなら生かせばいいし、

必要とされていないなら、こだわる必要はない訳で。

 

周囲と比較したり、自分の夢を思い描いて、

地位でもお金でも、良い人間関係でも、「私も欲しい!」と思っても、

色々制約(カルマ)があって思い通りにはいかないもの。

 

苦労せずに、面白い様に色々手に入る人もいれば、

人一倍努力しても、得られるのは雀の涙ほど、、、の人だっています。

そこを裏技を使って無理やり思い通りにしようとすると、

それなりの代償がついてくる、、、。

 

宿命を知って、諦める訳ではなくて、適材適所で

短所は苦労して補ったり、克服しながら、

長所は乱用せずにそれなりに上手に伸ばして

悪いカルマを来世の自分や子孫に残さない様に、

そして良いカルマを沢山残していけるように

生きて行くのが一番じゃないかと思います。

 

宿命を知って、自分が思い描く理想の生き方を求めるのではなくて、

自分にとって良い生き方を模索する。

そして悪いカルマを消化して、良いカルマを残す!

一見、何も面白みがなさそうですが、

死ぬときは何も持っていけない訳で。

 

良いカルマを残せば気分よく、良いお土産を沢山持って

満面の笑みでこの世を去る事が出来るのではないでしょうか♡