局法について〜井乱局と乱命局
局法シリーズ その3。
局法について〜推逆局と円推局と
局法について〜殺局と生殺局はこちら。
井乱局(せいらんきょく)と乱命局(らんめいきょく)についてです。
車騎星と石門星
牽牛星と石門星
車騎星と貫索星
牽牛星と貫索星
こちらの組み合わせが縦のラインか横のラインに並んでいる場合、
隣同士でも、一つ飛んでいても、他の星が混ざっていても、その組み合わせだけでも(どちらかが2個ある)、該当します。縦のラインは表に出やすい、横のラインは内にその感情がこもりやすい(ので突然爆発しやすい?)とされています。
プライドの星(車騎星と牽牛星)が頑固な固執する星(石門星と貫索星)とぶつかって、
プライドを高く持ちたい、意思を強く持ちたいの両方が両立出来ずに、大事な時にこそ心が折れて逃げ出す傾向があります。
しっかりして欲しい時にこそ、プレッシャーが大きくなりすぎるのか、放り投げていなくなったりする事があります。「私は責任は(取りたいけど)取りませんよ」って態度と行動になる事があるかもしれません。
なので、この曲を持っている人にはあまりプレッシャーを与えるような言葉を言ったり、何かに責任を取らせようとはしない方が良いと思います。誰でもそうですが、自分で頑張って(いるつもりで)いるのに、もっと頑張るように言われると、真面目な性格な場合、疲れてしまう事があると思います。それが出やすいタイプ。頑張っていない人に頑張れ、しっかりやれ、というのは鼓舞になることもあるかもしれないけれど、頑張っている(つもりの)人にそれを言うと怒りや自分に対する失望しか湧いてこないかもしれません。
家庭を持っている人の場合は、それが家庭に出やすく、お酒や異性に逃げる可能性もある様です。
車騎星や牽牛星はお仕事の星。(学生だったら勉学やスポーツなど学校で頑張る星)
石門星や貫索星は何かをやり遂げたり、良い友人(切磋琢磨出来る友人など)を持つ星。
その星が未消化になると、こういった傾向が出やすくなるかもしれません。
お仕事も自分にやり甲斐やそれに見合った報酬がないと楽しくないし、友人もただの遊び仲間では人間としての向上がありません。ただ楽な仕事、一緒にいて楽な友人を探しても星の消化にはなりません。星の消化というのはその星を磨いていくようなものなので、常に努力する(というか少しの負荷に抗いながら続ける)事が大切。
色々なネガティブな局を持っていても、それがその人の行動になるという訳ではなく、深層心理的にそういう傾向がある、心の弱さが出やすいスポット、という感じで覚えておくと良いと思います。