自分らしい生き方を知る 算命学鑑定士 詠子のブログ

算命学に興味のある方、運勢や宿命という言葉が気になる方、自分の運勢や資質を知って活かしたい、という方向けに私が算命学の勉強から学んだ処世術を発信したいと思っています♡

問題を解決したいとき

日々、色々な問題が勃発したり、

(自分にとって)大きな問題を抱えたまま、

生活していたりしていると、

頭に来たり、悲しくなったりで、

何とかその問題を解決しようとか、

どうにか、その問題から逃れようと

してしまいがちなのは

私だけではないと思います。

 

何か人との関係で気に入らない事があったり、

自分ではコントロール出来ないことが起こってしまって、

自分の生活や考え方を変えるように余儀なくされた状況の時、

普通の人は、その問題になっている人や物事を避ける、又は逃げる、

対峙するにも相手や対象をやっつけようとしたり、

相手に勝とうとしたり、こちらの意のままに

動かそうと色々画策しようとします。

 

でもそれだとなかなか解決にならなかったり、

自分が疲れてしまったり、協力してくれない人を恨んだり、

ストレスが溜まる一方で、たとえ自分の思い通りに行ったとしても

気持ちの悪い勝利感や、罪悪感が残ったりして、

なかなか気持ちのいい解決にならない場合もあると思います。

 

問題が出た時、私も、相手の宿命を見て、

色々探ってみたり

何か問題の原因を自分ではなく相手に見出そうと、

相手のあら捜しをしようと躍起になってしまうのですが、

それでは何の解決にもならず、自分の狭い視野で

どんどん物事や自分の心の平和を暗い所へ

押し込んで行ってしまうように思います。

 

でももし本当に解決したいなら、

そんなアプローチだと

上手く行かなかったり、時間がかかったり、

例え解決しても自分が疲れてしまったりするので、

なんとかそれは避けたい。

 

何か問題の打開策を考えた時、

まず考えなければいけないのは、

自分の感情ではなく

相手の感情でもなく、その問題が起きた原因。

何かきっかけがあって、そしてそれが問題になっていたのに放置されていたから、

水面下に合った問題が目の前に浮上してきた訳で、

どんな場合でも、その問題は突然降って湧いたものではないはず。

 

なので冷静にそこを探って行かないといけない訳です。

それはこんがらがった糸をほどいて行くように、

冷静に落ち着いてやらなければいけない作業。

もしかしたら単純な原因かもしれないし、

色々多岐に渡ってお互いに絡み合った大きな問題かもしれない。

 

小さい問題なら、ただ1本の糸が絡んだだけで

すぐに問題の原因が見つかるかもしれないけれど、

何本もの糸が絡んでいる場合は、そうはいきません。

色々ほどいて行かないといけないので、

とても一人で出来る作業ではない。

周りと協力し合わなければ、解決にはならない。

 

少しずつ、周りと調和しながら一つ一つの事を

丁寧に解決して行かないと、なかなかスッキリ出来ないのです。

たとえ、解決したと思っていても、やり方が強引だったら

どこかで糸が切れてしまったりするので、

傷付く人も出て来る可能性があります。

 

もし問題を解決したいなら、

自分で解決しようとするのではなく、

周りと調和する方が簡単。

誤解があるのなら、それを解けない状態だったとしても

相手の心がギュッとなっているところを理解してあげて、

そこには触れずに、お互いの気持ちが傷つかない方法を

見出す方が賢明。

相手の問題が分かったなら、

わざわざ指摘しなくても、

そこを理解してあげるだけで、

意外と気持ちって通じるもの。

でも相手が傲慢で頑固で、

一方的な感じだったら、

迷わず、問題点を指摘しても良いと思います。

それによって誤解が解けるか、決裂するかは

相手次第なところがあるけれど、

もし、誠意を尽くしたのに、決裂した場合、

それはもはやこちらの問題ではありません。

相手の今後の発展を祈りつつその人からは

離れるしかありません。

 

よく、物事は波動だっていうけれど、

糸がこんがらがっている場合はまだ分かりやすい方で、

誰かの感情や言葉が、池に落ちた石が作り出す波紋の様に、

それが幾つも重なって、色々なところで色々な影響を

与えたりする訳です。

だから、自分がそこに関わっている場合は

攻撃的なものではなく、周りと調和できるように

問題を解決していった方が、

自分の池?心?は穏やかでいられるもの。

 

何か問題が起こった場合は、

自分の心を動かさずに、

(相手を責めたり、自分の心が傷ついたとは思わずに)

敢えて心を落ち着けて、じーっと様子を見ていると、

本当に問題が起きているのはどこなのか?

何を解決したら良いのか?見えてきたり、

解決なんて出来ないという事が分かってきたり、

 

結局、何もせずとも、その時以上に波紋や結び目を増やすことなく、

雨雲がサーっと晴れて無くなる様に、

たとえ消えなくても、風に吹かれて、

勝手にどこか離れた所へ

見えなくなるかもしれません。

 

起こってしまったことをアレコレと考えたり、

人の行動や性格についてアレコレ言うのではなく、

頭を使って、自分が出来る愛ある行動を考えて

丁寧に対処すれば、どんな難しそうな問題も

案外、すんなり解決して行くんじゃないかと思います。

たとえ上手く行かなくても、とりあえず、

もはや自分の問題じゃなくなると思う。