自分らしい生き方を知る 算命学鑑定士 詠子のブログ

算命学に興味のある方、運勢や宿命という言葉が気になる方、自分の運勢や資質を知って活かしたい、という方向けに私が算命学の勉強から学んだ処世術を発信したいと思っています♡

幸せの定義

一般社会で「幸せ」というと、

大体「何かを得る事」なんだそうです。

良い仕事を得る。良いパートナーを得る。

子供が生まれる。何かプレゼントを貰った。

たくさんのお金、理想の良い住まい

何かの名誉を得る。

他にも、美味しいものを食べる。

楽しい経験をした、などなど。

 

誰かが「私は幸せ」と言っていたら

それは何かを得たことを意味している

場合がほとんどらしい。

 

でも実際はどうなんだろう?

何かを得る、というのは、自分が受け取るということ。

誰でも何かを得る事は、失う事よりも嬉しい。

貰って嬉しくないものと言ったら、

悪い評判とか、脂肪とか、鳥のウンコとか?

普通は得ると嬉しいものだけど、

得たものはいつかなくなってしまう。

あの世にも持っていけない。

 

一旦、何か良いものを得られたとすると

普通、それが運が良いとしていて、

更にそれがなくならない様に、

もっともっと沢山のものを得るために

みんな躍起になったり、。

 

逆に、なかなか幸運に恵まれない人たちは、

例えば病気になってがん細胞ができたら

それはなくなった方が嬉しい。

失った方が嬉しい。

失う事で寿命が伸びて、自分が病気から

自由になれる。

 

そんな悪いものでないとしても、

例えば美味しいものを人に分けてみたり、

自分の得意な技術を、例えば肩もみとか?

肩が痛いと眉間にしわを寄せていた人が

「あー、楽になった」と笑顔になるなど、

何か他の人に提供したり、それで喜んでもらえると

それはそれで、自分から人に分けていて

一見、失っている様な感じなのだけれど、

また何かを得ることとは違う

喜びや幸福感があるわけです。

 

算命学で人体図に書かれている星は

そういう事なのでは?と思います。

、、、どういうことかというと、

子供の星があるなら、子供を得なさい、

そうすれば幸せになります、という事ではなくて

子供にために力を注ぎなさい、そうすれば幸せになれます。

 

お金の星があるなら、お金を得なさい、

ではなく、お金を扱いなさい。

サービスを提供しなさい、そうすれば幸せになります。

友人の星なら、友人を増やしなさい、

というよりは、友人を大切にしなさい。

知識もそう。勉強するだけではなく、

その知恵をひとのためにつかいなさい、ということ。

仕事の星なら、良い仕事を得なさい、ではなく

人のために仕事をしなさい、そうすれば、、、

という風に。

 

何を得て幸せになるのか?

という事ではなく、何を与えたり、

自分から分けていく事で幸せになれるのかが

書かれているのだと思います。

 

そう考えられる様になると、

自然と自分の意識は外へではなくて、

自分の内側に向いていく気がします。

もっと自分を磨こうって。

まずはすぐ周りの家族を大切にしようって。

 

遠くまで行って、何かをたくさん得た人が

幸せというわけではなく、

例えばその自分で得たものや

自分の持つ能力や力を人のために

注いだ人の方が、心は充実するかもしれません。

 

でも、そういった人のために行う

善行も、賞賛を浴びたいとか、少しでも

たくさんの対価を得たいとか、

感謝されたいというモチベーションで

していたら、そもそも何かを「得よう」として

いるからダメだよね!?