自分らしい生き方を知る 算命学鑑定士 詠子のブログ

算命学に興味のある方、運勢や宿命という言葉が気になる方、自分の運勢や資質を知って活かしたい、という方向けに私が算命学の勉強から学んだ処世術を発信したいと思っています♡

我慢と忍耐は違う

 

世の中、悩みを抱えている人って、色々我慢している場合が多い。

言いたい事があるのに言えない。

言っても聞いてもらえない。

本当はしたい事があるのに出来ない。

それをしたら周りに迷惑が掛かってしまうから無理、、、などなど。

 

実際、悩みや不満を抱えている人って、色々頑張っているのだけれど、

あまり上手く立ち回る事が出来ず、周りに気を遣っている割に

感謝される事も少なく、フツフツとしたものを抱えている人が

結構います。

 

我慢する事が美徳だと思っている人も多いようで、

そんな人は、深い思いやりがあり、

家族や大切な友人などに対して

「私が我慢すれば丸く収まるから良いや・・・」とか思って

自分の感情を押し込めて、周りの人を立てているようです。

 

例えば、「今日は家族みんなでお出かけしよう!」

ってなった時、そんな気分じゃなくて、

「あー、外には行きたくない。でも皆行きたそうだし、付き合うか」

ってなった場合、

ネガティブな感情、「なんで行かなきゃいけないの?」

「また~?怒」が湧いてくるのか、

又は、

「皆が喜ぶなら、喜ぶ顔を見に行こう」

「行ったら楽しい事もあるかな?」

なんて少し手もポジティブな感情でいられるのかで、

その人の心の状態や頭の状態や、強いては今後の彼女の気分や人生も

変わっていく様です。

 

なぜなら、「我慢」て凄い曲者で、

もし、ネガティブな考えしか起こらなかった場合、

それは我慢になってしまって、その我慢をした瞬間、

その人の心の中には

小さな「不満」と「怒り」と「絶望感」が生まれる様です。

それはとても微量であっても、積み重ねられていくと

もの凄い不満と怒りと絶望感の塊になって

その人の将来まで苦しめる事になるようです。

 

でも後者のようにポジティブに考えられた場合、

それは、同じ「行きたくない」でも

我慢ではなく、忍耐になり、

自分の思いを押し通したり押し殺すのではなく、

周りと一緒に自分も良い時間を過ごすために努力をしたり、

自分の「行きたくない」という後ろ向きだった気持ちを

前向きに変えるための知恵を使う訳で。

 

忍耐力を養う場合は、その人の心の力を鍛える事になるので

「怒り」や「不満」や「絶望感」は微塵も湧かないので

その人の精神も心も健在で、将来も明るくなる。

 

人間、誰でも思い通りに行かない事だらけなのだから、

上手に智恵を駆使して、心を鍛える事で、

思い通りに行かなくても、さほど問題にならなくなったり

むしろ、自分の期待していなかった体験を楽しんだりして

心の幅も広がっていく。

  

我慢なんてしなきゃ良いじゃん!となって、

我慢しないようにと、好き勝手してしまうと、それはただの我儘。

我慢はある意味、我儘と一緒で、自分の気持ちを押し通す事。

自分の気持ちを柔軟に幅広く変えて行くのは忍耐。

我慢の反対って忍耐!?

 

我慢はせずに、忍耐力を養おう♡