心の向きはどちらへ?
「心の向き」って人によってそれぞれです。
自分に向いている場合が殆どですが、家族だったり友人だったり。
それから心が上を前を向いている人、下や後ろを向いている人、
一方向に絞ることが出来ず、あちこちとり散らかっている人。
概して言える事は、誰でも何か自分の欲求や希望があって、
上手く行っている時は上向きに前向きになっていますが、
それが叶わなかったり、叶えるのが難しかったり、
思い通りに行かない場合に、ネガティブな方向へ行ってしまう様です。
心が安定してハッピーな人や、機嫌のいい人は、
どんな状況でも、その辺の自分の感情のコントロール方法を心得ている人
なのではないかと思いますが、稀有な存在かもしれません?!
現在私はアメリカに住んでいますが、10年前にも同じ街に3年ほど住んでいました。
その時の友人が(このブログを読んでいないはずなので書いちゃいますが笑)
明るく楽しい人で、でも、何かと文句や小言の多い人でした。
10年後再会しても、明るく楽しい人でしたが、文句の多さは変わっておらず、
もはや癖になっているみたいで、本人も気が付いていない様子です。
何か物事がスムーズに行かない状況になると、
「嫌い」や「嫌だ」という強い感情を持つらしく、
そしてその感情が過去の色々の記憶の紐付けになるようです。
だから、昔話をする時は大体、そのネガティブな視点から語られます!笑
人間、生きていれば、そして特に歳を重ねていくと
誰でも、楽になる事よりもつらくなる事が多いはず。
問題も自分に対して起こる問題だけではなく、親や子供など家族の事、
体力的、身体的な事など。
毎日色々ある中で、マイナスな事象ばかり見たり、
それについて強いネガティブな感情を持ってしまうと
人生がつまらなくなってしまうし、
ネガティブな思い出ばかりが残ってしまいます。
その友人からそんな話を聞かされるときは、そうは思わなくても
「大変だったね~」と同調する時もありますが、
明るく笑顔で言ってみたり、「でも〇〇で良かったね~」と
物事の良い面に視点が向けられるように言ってみたりしています。
大体、人が愚痴る時は聞いて欲しいだけだと思うので
あまりやり過ぎない様にはしていますが、
本当に愚痴ってお互いの時間の無駄だと思います!
ネガティブな感情以外、何も生まれません。
どうせトラブルは起こるのだから、
いちいち真剣に取り組まずに、冷静に対処して
困った印象よりも、周りで助けてくれた人、励ましてくれた人など
なるべく感謝出来る面を見つけて、
自分はラッキーだと思う様にして、そして
いつでもトラブルを笑い飛ばせるくらいの心の余裕を持ちたいものです。
人体図で性格を見て行くと、個人個人の心の動き方や方向性の癖が見えてきますが、
穏やかな人もいれば、激しい人もいます。
生まれ持ってきたものなので、なかなか変えられないのが事実です。
なので、良い人生を送るためには、自分や相手の性質をまず知って、
意識をして、悪い性質が出てこない様に注意したり、
良い性質を利用していくことが重要になってきます。
私の友人の様に、往々にして、自分の性質に気が付いていない人は多い訳で、
そこに気付くだけでも、物事が違った風に捉えられるようになるかもしれません。
そこは知識だけではなく、知恵を使う事も必要になりますがー。