自分らしい生き方を知る 算命学鑑定士 詠子のブログ

算命学に興味のある方、運勢や宿命という言葉が気になる方、自分の運勢や資質を知って活かしたい、という方向けに私が算命学の勉強から学んだ処世術を発信したいと思っています♡

夢は大きく持たない方が良い!?

なるほど~!と納得する良い話を立て続けに違う人から

2度聞いたのでアウトプット!

 

普通、特にアメリカンドリームとかで、夢は大きく!と言っています。

日本でもお馴染みの、少年よ、大志を抱け!とか。

夢を大きく持つことは素敵な事♡

引き寄せとか、ザ・シークレットとか。

 

大きな夢ってどんな感じ!?

大金持ちになりたい。沖縄に別荘が欲しい。

有名になりたい。大きな影響力を人に与えたい。

好きな時に好きなところに行って、好きなものを食べたい。

人の欲望は様々で、程度も色々。

 

派手なビジョンボードを掲げて、達成したときの感情を味わって、、、

それはそれで大事だし、そんなこと考えていると楽しい。

 

でも、それは若い時に出来る事。

学生の時や社会に出るまでの間に、実力を付けるための

モチベーションとしてはとても良いかもしれない。

 

勿論、夢を持つことに年は関係ないけれど、

あまり大きな夢は、普通、時間も労力も掛かる。

だから、達成できた時は、もうおじいちゃんかおばあちゃんになっていたりして、

もうすぐあちらからお迎えが来ていたり。

折角、達成したのに、気が付いたら虚しさしか残っていない、、、なんてことも。

 

大きな夢は、それはそれで理想で持っていても良いのかもしれないけれど、

実際、毎日の生活を送っていかなければならない。

そんな現実とのギャップの狭間で自分の夢とのバランスを

取っていくには、あまり夢が大きいと、諦めてしまう可能性も

出てくるし、その為に犠牲になるものが大きいかもしれない。

 

そこで、、、小さい夢を持つことが大事、という話。

ちょっとした努力で出来る小さい夢を持つ。

明らかに達成可能であろう小さな夢を持つ。

ベイビー・ステップを踏んでいく、という人もいるし、

マイクロ・アンビシャスになれ、という人もいる。

 

小さな夢を持って、努力して達成したら、

次にまた、ちょっとだけ大きな夢を見つけて、そのために努力をする。

そしてその繰り返し、、、。

気が付いたら、いつの間にか大きなことを

達成しているかもしれない。

 

この実現可能な小さな夢を持つことは、

達成したときの自信にもなるし、遠くの山を見て走っている訳ではなく、

足元を見て着実に一歩一歩進んでいるので、

周りの景色を見ながら、自分と関わる人と丁寧に対応して

間違いはその場ですぐ修正しながらステップアップ出来るので

とても現実的。グラウンディングしている姿。

運や見えない力に頼るのではなく、自分の力で

(って言ったって、絶対周りに助けられていると思うけど)

実力を蓄えてながら進んでいる姿。

 

勿論、一気に夢を叶えられるなら、それも良いかもしれないけれど、

足元はどうなんだろう?根は深く、広く、張れているのかな?

急に日影になって、周りで不満を抱えている人はいないのかな?

、、、そういえば、家の庭に植えていたユーカリの木。

3年であっという間に4メートルくらいに育って、

葉もワサワサしていたけれど、先日の台風で倒れました!

今では、植木屋さんに半分の大きさに切ってもらって、

支柱に支えられて、少し残った葉っぱが枯れないで、

復活できるかどうか様子を見ています。

 

、、、という訳で、何か大きな理想を掲げるのは良いけれど、

それに固執すると、人生を誤ってしまったり空しい人生に

なってしまう可能性もあるかもしれません。

大きな宿命を持ちながら、走っている人。

そうではないのに、全力疾走してしまう人。

大きな風船を膨らまして、限界まで大きくなれたなら

一気に割れちゃっても良い、っていう人もいるけれど、

このくらいかな?もちょっと行けるかな?

このくらいにして、あとは違う事を楽しもう、って

いう生き方もあるよね。

 

大きく夢を叶えるのも、凄い景色が見えて良いかもしれないけれど

たとえ身近な風景でも、その景色を愛おしく感じたり

充足感を感じたり、別の意味で色々な発見があるかもしれない。

 

あまり大きく夢を持って先ばかり見ていると、

眼の端に映っているステキなものや綺麗なものを

うっかり見逃してしまうかもしれません。

 

どちらが趣味なのかは人それぞれだと思うけど、

オーケストラ演奏の感動もあるけれど、

ソロのサックスやクラシックギターなどの静かな演奏も

また違った感動があるのでは!?