親友かぶりにご用心 ~その2~
前回の続きで、2種類の友人のうち
本当の「心の友」と言える人の特徴。
・ 困っていると助けてくれる
酔って判断が鈍っていたら、お財布など取り上げて
無駄な出費をしないように守ってくれる。
ピンチの時には色々一緒に考えて窮地を脱する手伝いをしてくれる。
危険な目に遇うと側にいてくれる。
何かしたい事があったら、場所を見つけたり、資金を準備したり
色々と助けてくれる。
・ 苦楽を共にする
自分の秘密を話し、こちらの秘密も厳重に守ってくれる。
自分の利益の為に秘密を他に漏らしたりもしない。
お互いの持ち物は相手と共有できる。自分のものを提供しても、
相手から何かしてもらおう、という気持ちにはならない。
・ アドバイスをしてくれる(これが結構うるさい場合も)
悪い事は絶対させない。良い事は強引にでもさせる。
知らない事を教えてくれたり、
自分が困っている時は、本人以上に心配してくれたり、
自分が成功したら、同じくらい喜んでくれる。
人が悪口を言っていたら、弁護してくれる。
などなど。
本当の友達は、うるさくてうっとうしいらしい。
普通だと、避けたくなる様な感じなのだけれど、
こういった質を持った人が本物の友達だそうです。
「相手が自分」の様な双子のような気分でいるので、
自分じしんの如く、とことん面倒をみてくれたり、
家族など大切にしている人に対して、
自分と同じように大切にしてくれる。
「面倒を見ておくから心配しないで」と言ってくれたり。
先日、糖尿気味の家族に、「甘いものを食べたらだめ」と
しつこく言ったり、取り上げたりしていたら、
本人からも、他の家族からも、
「うるさいね・・・」と言われてしまいましたが、
愛情があるから、ソレで良いんだ!と、
この話を読んで納得しました。笑
一人で良いから、こんな友人に恵まれると良いけれど、
友情だって相互関係で成り立つので、
してもらうばかりの関係はあり得ません。
相手が心を開いてくれる分、こちらも心を開かなければ
良い関係も霧が晴れる様にあっという間にスッとなくなってしまいます。
そして一度しっかり築いたようでも、
一度壊れてしまうと、どちらもかなり精神的なダメージを
負う事になるので、修復はまず不可能。
許したところで、同じ関係を築きなおすには
相当の苦労が伴います。っていうか、それは無理で、
その失った信頼関係を基に新しい違った、
対等ではない関係が
出来上がるのかもしれません!?
親友かぶりは分かりやすいけれど、
本当に巧みな悪い人だと、「心の友」の振りをして
やってきたりします。凄く心配したり、親身になって、
自分を犠牲にしてでも助ける様な感じで振舞います。
でも、それにノラずに、応じないでいると
割りとスグに陰で悪口を言いふらすのも特徴。
過去に2人、ヒドイ「心の友かぶり」を見たことがあります。
詐欺師みたいな感じで、何人も騙されて大金を取られていました。
本当に、何十万とか。
もし、自分が病気など、窮地にいたり、
家族の事など悩みごとがあったりしたら
簡単に引っかかってしまと思います。
自分の大切にしている財産や綺麗な心を
奪われないよう、友人付き合いは気を付けよう!