人の吉凶禍福を占ったところで、、、
最近、仏教の本を読みふけっています。
その中で、見かけたのですが、仏門の僧侶さんたちは、
星占いや手相などの占いの勉強を禁じられているそうです。
何故かというと、「人々の禍福を占ったところで何の役にも立たないから」
だそうです。
私は仏門に入っている訳でもなんでもないので
こうやって算命学の勉強を続けている訳ですが、
私の場合、最初、占いなどが好きで興味があったので勉強を始めました。
でも勉強を続けて行くうちに、色々と悩んだり、落ち込んだり、
先々が暗くなったように感じられたりして、
勉強を全然楽しめないどころか、授業中に吐き気を
もよおす事もあって、微妙な感じになりました。
知識のため、生きる知恵を学ぶために今でもこれからも、
勉強は続けて行くと思いますが、
自分の人生を良くするためにはこの算命学や運勢学を
学ぶだけでは無理だと思います。
血眼になって、色々な人の禍福を宿命と見合わせながら
研究したとしても、人体の解剖をしているのと同じ感じで
(したことないけど)生きた学問ではない気がします。
良い生き方をする為にこの算命学を生かすためには、
生き方について学ばなくてはいけない訳で、
このブログのタイトル「自分らしい生き方を知る」
だけでは自分らしい生き方は出来ない!気がします。
↑ 言っちゃった!笑
(現在、ブログタイトルを変えようかと思案中)
ではどうしたら自分らしい生き方が出来るのか?
それは、道徳的に良い生き方を学んで、
自分だけじゃない、周りの人の幸せを想いながら
毎日、考えて行動するしかないのでは!?
お金や名誉や健康にこだわったところで、
幸せになる補助はしてくれるかもしれないけれど、
それで幸せを約束してくれるものではないので、
考え方を間違えると、生き方を間違える事になってしまうと思います。
欲がもっと出て、周りともっと比較するようになって
逆に不幸になって行ったりする事も、、、。
以前東京で暮らしていた時に、結婚して会社からの補助も増え、
なかなかいいお家賃のマンションに住んでいてとても満足していました。
ある時、用があって夫と上司のマンションに行ったら(外国人弁護士)、
自分たちの家賃の3倍の所に住んでいて、夫に、
「こんな良いマンションに住めて良いなぁ~。きっと上司は満足してるだろうね?!」
と言ったら、夫が、「いやぁ~、彼の上司は彼の家賃の3倍くらいの所に
住んでいるから、彼としては、自分の上司は良いマンションに住んでいて良いな~、
って気持ちになるんじゃないの?」と言ったのでハッとしました。
そりゃそうだ!他人と比較していたらキリがない!
欲を出せば、「もっと!もっと!」ってなるに決まっている。
ということで、生き方を間違えないためには、、、
一番大切な見えない部分、、、心の中の綺麗さを
追求して、行動する。
仏教では、人間にとって全てのものは与えられたものだそうです。
身体も、衣服も食べ物も、知識や言葉でさえも。
全て頂いているもの。自分がゼロから作れるものはないんだとか。
だから、謙虚になって感謝して生きて行くしかなくて、
人より多く持とう、人より活躍しよう、など貪欲に求めているうちは
良い生き方は出来ない様です。
算命学の勉強するなら、道徳の勉強もした方が良い。
運勢を知っていようと知らなかろうと、
良い生き方が出来るかどうかは、もっと人道的?道徳的?な事でしか
ないように思えます。
算命学を知っているとズバーっと時期や心の中の事を
当てたりする事が出来るので、
説得力が増すのかもしれないのですが、
人間が生きていく上で、良い生き方を求めるという事は
占いや運勢学では、参考になったとしても、解決にはならない。
だから、もっと大事な事に気が付いて、もっと大事な事を勉強する事が
鑑定士さんには必要になって来るのでは!?