自分らしい生き方を知る 算命学鑑定士 詠子のブログ

算命学に興味のある方、運勢や宿命という言葉が気になる方、自分の運勢や資質を知って活かしたい、という方向けに私が算命学の勉強から学んだ処世術を発信したいと思っています♡

怒りについての対処法、というより活用法。

怒りについて、今まで色々書いてきました。

自分も推逆局というのを持っていて

(人体図に水火の激突がある)かなり沸点が低く、怒りっぽいタチなのですが、

それを解消するべく、算命学的アプローチをしてみたり、

仏教的アプローチをしてみたり。

そして「怒らないこと」という40万部以上売れた

アルポムッレ・スマナサーラ長老の本もとても参考になりました。

 

最近、また違うアプローチでとても納得行った話があったのでシェアします。

 

こちらも仏教的なアプローチですが、数年前に亡くなった

ティク・ナット・ハーンという方のYoutubeで見た内容です。

 

10歳くらいの女の子が「怒りの感情を身体の外に出す方法」について聞きます。

そしてティクさんがまず言ったのは、

「怒りは外から来ると思う?」

女の子は頷きます。

「怒りは内から湧き起こるんだよ」

 

怒りって、普通誰もが外から原因が来ると思っています。

でも違うアプローチでした。

 

内から湧いた怒りを持っているのは苦しいので、

外に出したり発散するには、そのエネルギーを放出したくなります。

それは自他ともに傷つけることになる。

ドアを思いっきり強く閉めたり、クッションを蹴飛ばしたり?!

私も以前は解消法としてこういった事がベストかと思って、そういう内容を

このブログで書いた覚えがあります笑

 

そしてティクさんは続けます。

「内から湧いた怒りは言わばMud(泥)のようなもの。

それを外に出すことは良いことかな?

泥からは綺麗な蓮の花が咲きます。

泥は使い方によっては役に立つのです」

 

確かに、咲き損じが1輪もないという蓮の花、汚泥からしか咲きません。

綺麗な蓮の花を咲かせるのは、言わば、心に湧いた汚泥。

その汚泥がヘドロとなって汚いガスを放出するのか?

 

ティクさんはその泥を蓮の花の栄養になる方法を話しています。

怒りの感情が、和合、喜びや赦しの気持ちを育む栄養になる方法。

日本語訳も字幕で出るので、興味があったら是非みてみてください。

 

https://www.youtube.com/watch?v=WTF9xgqLIvI