自分らしい生き方を知る 算命学鑑定士 詠子のブログ

算命学に興味のある方、運勢や宿命という言葉が気になる方、自分の運勢や資質を知って活かしたい、という方向けに私が算命学の勉強から学んだ処世術を発信したいと思っています♡

何事も長くは続かない

仏教的な「無常」の考え方なのですが、

物事って存在するものは全部、刻々と姿を変えて

様子が変わってきます。ものによっては早く変わるものもあるし、

ゆっくり変わるものもあります。

お野菜で言ったら、キュウリなんかすぐ悪くなっちゃうけど、

玉ねぎとかじゃがいもとかは比較的同じ姿でいたり、

乾燥したお豆類なんか、何年も姿を変えなかったり。

 

 

 

 

でもありがたい事に、時間とともに全ての事は変化していくから

どんな状態も長くは続かない。

熱も上がり切ったら、下がっていくし、

辛い時間が過ぎたら、楽になったりもするし、

痛みも強かったけれども弱くなってきて、

逆にまた違う痛みが強く感じられてきたり、、、。

 

瞬間瞬間で起こる出来事も、時間が経つにつれ

どんどん姿を変えて行くので、

ある瞬間の状態について拘ってしまったり

そこにいつまでも執着してしまうと

その事に引きずられて現実が見えてこなくなったりします。

 

あまりにショックな出来事など、インパクトの強い事が

起こると、いつまでもその事を反芻して

あーでもない、こーでもない、と考えたり、

そこをベースにして、今後の事を考えてしまったり、、、

前に勧めなくなってどんどん現実離れしてしまいます。

そして、もしインパクトの強い出来事が

ネガティブな事だたら、思考も雰囲気も暗くなってしまう。

 

良い時も悪い時も、どうせ長くは続きません。

長く続くように見えるのは、そこをベースにして

その状態を維持するような因果関係を

作ってしまっているから。

良い状態を保つにはやはり努力が必要だし、

悪い状態を断ち切るには悪い習慣を変えたり、と

工夫が必要になります。

 

私が手術後、高熱が出た時も、

明るい事や楽しい事、自分や自分と身近な人の幸せを

祈ったりしながらやり過ごすしかない訳で、

そうこうしているうちに時間が経って

いつのまにやら元気になってしまっている訳です。

いつまでも「痛い痛い~、辛いよ~涙」と

嘆いていたら、気分までみじめになってしまう。

「元気になったらステキな所に行こう。さて、どこにしよう~?」

なんて考えていた方が同じ苦しい時間でも

だいぶ気楽に過ごせます。

 

でも、辛い状態の時に、我慢できずに

不必要な行動に走ってしまうと、

物事はどんどん悪化してしまうことも。

だから、悪い時は嵐が過ぎるのをじっと待つことも必要だし、

そこからサッサと逃げ出す事も必要かもしれないし、

良い時だったら、物事が悪くなった時の為に

色々な準備をしておくことが必要。

 

一番良くないのは、凄く気に入った状態や

凄く気に入らない状態について拘る事。

そこに拘ってしまうと、自分をそこに縛り付けてしまうのと

同じなので、自由が利かなくなって苦しくなる。

 

川の水の流れのようなもので、流れてきたものに

しがみついていると、それを追いかけなくては

いけなくなるので、自分の本来の生き方が

出来なくなってしまいます。

時間とともに色々な状態に変わっていくので

そういうものだと割り切って、その時間を

どう楽しく過ごすかを考えた方が建設的。

 

運勢も、良い時と悪い時は必ずくるから、

あまり、運勢の良し悪しにはこだわらず、

良い時期も悪い時期も、

自分の好みにしようと画策するのではなく、

その時期、それなりの良い過ごし方を考える方に

頭や身体を使った方が良い!と思います。