自分らしい生き方を知る 算命学鑑定士 詠子のブログ

算命学に興味のある方、運勢や宿命という言葉が気になる方、自分の運勢や資質を知って活かしたい、という方向けに私が算命学の勉強から学んだ処世術を発信したいと思っています♡

障害や病気をお子さんが抱えていたら ~その2

前回の続きです。

 

友人がお子さんたちの鑑定をしてもらうのに立ち会って

障害者の息子さんを抱えている元同僚の家族について

思い出したわけですが、

もし誕生日など調べて行ったら、なぜ彼が障害を負ったのか?

彼は長生きできるのかどうか?なんてことが分かったり、

原因が見えたかもしれません。

 

でもそれが分かったところでどうするの?という話で、、、

 

運勢上の理由が分かった事で、安心するかもしれません、

又は、もっと悩んでしまったり、自分が知らないうちに

選択してしまった過去について、後悔の念に苛まれるかもしれません。 

いずれにせよ、原因が見えたところで、現状は変わらないので

良い解釈をして前向きに行動するしかありません。

 

障害や問題を抱えた人が一家の中にいる場合、

算命学では、その人が家族全員の不運を全部預かってくれた、

という事なので、その人を大切にしなければいけない、

と言われています。そしてもし、大切にしないと、

その人の運勢が落ちる、、、という解釈があります。

自分の運勢に関わるか関わらないかに限らず、

大事にすべきだと思いますが、

そんな算命学的なアプローチも、考え方によっては

辛さより愛おしい気持ちが湧いてくるかもしれません。

 

前回述べた、同僚である友人の家族の事を考えると、彼は

不満や愚痴を言い、暗い顔をしていた訳でなく、

「皆が払っている健康保険で自分の息子が治療を受けている」とか

「今度、手術が成功したら家に帰ってこれる」、とか

悲観的でも皮肉的でもありませんでした。

どんなに辛い、悲しい苦しい思いをしているか分からないのに

お子さんが少しでも元気になって一緒に過ごせる時間を

持つことを楽しみにしていました。

 

家族が具合が悪かったら、家族思いであればなおさら、

辛くて苦しいのは当然。

そして、運勢的な原因を知る機会があり、

知りたくもなかったことを知る事になったら、

自分を責めたり運勢を責めたり、気持ちが暗くなるのも当然。

 

でも、それは自分のお子さんの事。

親にとって子供は、唯一無二の存在なのだから、つまり、

夫や友人は変える事が出来ても(笑)、血のつながった親子は

親にとっても子にとっても、替える事の出来ない存在。

だから、お互いにとって唯一無二の存在に出会えたことや、

お互い、ともに生きる事ができる奇跡に感謝して、

そして、その子と1分でも1秒でも長く

楽しい喜びの時間を一緒に過ごす努力をしたら良いと思います。

 

人生なんて、色々あって当たり前で、今良くても

後で悪くなるかもしれないし、今悪くても

後で良くなるかもしれない。

問題を抱えている場合、辛い時間や苦しい時間は

まった無しで強制的にやって来ます。

自分一人の事なら好きなだけ、泣いて暮らしても良いけれど、

それが親子の間の事なら、お互い罪悪感を感じたり、

感じさせたり、相手を悲しませることがない様に、

楽しい時間を、辛い時間の倍以上長く過ごせるように

色々な工夫をして欲しい。

 

私自身も、人知れずそれなりに色々問題を抱えていますが、

問題を抱えているから、人生を楽しめないという事はないと

思っています。むしろ質的にはより楽しめるんじゃないかな?

なんて事すら考えていて、、、というのは、

もし問題を抱えているなら、その辛い苦しくて悲しい気持ちで

過ごす時間以上に、嬉しくて楽しくて幸せなクオリティの高い

時間を過ごして、そちらの方の時間を人生の大半にしたら、

ただ、のんべんだらりと暮らしている人よりも、幅のある

とても意義のある人生を過ごせると思います。

 

ということで、落ち込んだり、後ろ向きな気持ちになっている

時間があったら、覚悟を決めて少しでも幸せな時間を

1秒でも長く過ごせるように、相手を笑顔にする事や

自分が笑顔になれる事を考えて実行したり、

辛く苦しい時間があったからこそ、得られる幸せについて

考えたり、そんな状況でも、そしてもっとひどい状況でも、

ちゃんと上を向いて明るく生きて行けるように、

人並み以上の幸せを感じて生きて行けるような

強い心を鍛え上げてたり育んだりする努力をすれば、

自分自身を誇れる、充実した良い人生が送れると思います♡

 

なので、お子さんに限らず言える事だと思いますが、

家族の事で悩んでいる方、悩みを持っていない方よりも

人一倍幸せになる覚悟で自分の人生に向き合って頂きたい。