自分らしい生き方を知る 算命学鑑定士 詠子のブログ

算命学に興味のある方、運勢や宿命という言葉が気になる方、自分の運勢や資質を知って活かしたい、という方向けに私が算命学の勉強から学んだ処世術を発信したいと思っています♡

「暗黙の了解」の恐ろしさ

家族や恋人などの関係で問題を抱えている場合、

理由は色々あるだろうけれど、

色々な方を見ていて思うのは

自分の想像で相手の行動を判断しているということ。

 

例えば、夫は私のことが好きなのだから家事を手伝ってくれるのは

当然だろう、とか、自分の息子は娘より歳が上なのだから

下の子より我慢したり、下の子の面倒を見て当然だろう、とか

親との間でも、他の兄弟に比べて自分が一番親の手伝いを

しているのだから一番感謝されて当然だろう、など。

 

でも実際、相手はそんなに自分のことが好きじゃないかもしれないし、

子供も、妹よりも自分を可愛がって欲しいと思っているかもしれないし、

親だって、好きで手伝っているんだろうけど、本当は気が合わなくて嫌だ

と思っているかもしれないのです。

 

相手の思考や感情って算命学で性格見るなどしない限り

本性なんて分からないもの。

良い人だと思って結婚したけれど、こんな事をする人だとは

思わなかった、とか。

私だったら、この人の考え方を変えられるとか、

自分はもっとこうしたら相手に認められるだろう、とか。

 

そんな自分の中の思考や希望的な憶測で動いていると

自分自身も相手のことも見失ってしまうもの。

 

「結婚前は両目で見て、結婚したら片目をつぶって」

なんていう、結婚生活を穏便に送るための教訓みたいな

言葉があるけれど、

実際は、結婚相手だけでなく、自分と拘る人全てに関して

自分のことも相手のことも、現実をいつも

両目でギョロっと見ていないと色んなことを見落としてしまう。

 

もし自分で判断が難しかったら、せめて言葉に出して聞いてみる。

夫に家事を手伝って欲しかったら、

「手伝って」とお願いする。

子供に自分の他の子の子育てを手伝ってもらいたいなら、

「妹の面倒を見て、ママのお手伝いしてくれる?」

と頼んだり、親にだって「私が一番貢献しているのだから、

遺産は多めに残してね」とか(笑)伝えた方が良いと思います。

 

伝えれば、今まで気がつかなかった、その人たちの本心が聞けたり、

本当は自分が何を望んでいるのか分かるかもしれない。

「実は会社で色々あって、疲れていたから手伝えなかった」とか

「本当はもっと自分も甘えたかった」とか

「面倒見てもらって悪いとは思っていたけれど、苦労をかけていたね」など。

 

算命学で見ると、そんな他人が知り得な「暗黙の了解」

みたいなのが分かるので、誰かとの関係性に問題を抱えていたら

相談すると良いと思うのだけれど、

わざわざ相談するほどは困っていない、、、という人は

自分の現状だけでなく、自分や相手の生き方や考え方など

大きな視野で物事を見ると、別の側面が見えてきて

面倒だった人生がシンプルに変わってくるかもしれません!