算命学のお勉強会で、天中殺の過ごし方など
のテーマでよく言われることなのですが、
特に言葉にするほどのことでも無いような
気もするけれど、書いておこうと思います。
天中殺の時期は、欲をかくと色々なことが
裏目に出やすい、と言われています。
なので基本は、自分の欲ではなく、
相手のために動くと禍が少なくなる、
ということだそうです。
何か大きな決断をする時、
例えば就職や結婚など、2年間の天中殺なら
時期を選んで待つことも出来るかもしれませんが、
20年間の天中殺に入っている場合などは、
結婚したり就職したりしないわけには
いかなかったりするので、
20代、30代など若い時期に長期の天中殺
がある人の場合は「欲をかかずに」
色々な行動をするように、と
アドバイスされます。
例えば結婚。自分が幸せになりたいから
結婚するためではなく、
相手を幸せにするために結婚する。
そうすると、その結婚は天中殺中でも
上手く行く、、、
と言うことなのですが。
この文章を読んで、「んん？」となった方、
鋭いと思います。
「相手を幸せにしたい結婚」って
天中殺の時期に向いていて、天中殺じゃない時は
「自分が幸せになりたい」が為の結婚でも良いの？
もちろん、そういう意味だけでこういう考えが
あるのではないかとは思いますが、
天中殺中じゃなければ、自分本位な感じでも
禍は出にくくて、天中殺中だったら
そういう禍が出やすい感がありそうですよね！？
でも、どんな時だって、自分本位の行動って
どうなの！？
何も天中殺関係なくても、
自分の幸せばかり考えた結婚なんて
上手く行くわけないじゃん！
もしかしたら天中殺の時期と関係なければ、
禍が出にくいというか、
分かりにくい感じで出て、
天中殺の時期なら、禍が分かりやすく出るって
ことなのかもしれない。
どちらにせよ、どうせ自分のことしか考えない
自己本位な人が何か大きな決断をして
大きなことを始めたら、天中殺関係なく、
ダメでしょう！？って思います。
どうしたって上手くいかないでしょう！？って。
一見上手く行っているように見えても
素晴らしい結婚にはならないのでは！？
算命学を勉強している人の中には、
自己本位な人が、どう禍を受けずに
上手く得しながら人生を生き抜くか？
っていう目的で必死になって勉強して
いる人もいる様に見えるのだけれど、
その前に、自分の考え方や生き方に向き合って
今の状態でいい人生を送れるのかどうか？
ということを考えてみた方が良い！
人の悪口言ったり、足を引っ張ろうとしたり
少しでも人より儲けよう、
ちょっとでも人より得しようとか、
自分のプライドを充そうとか、
宿命関係なく、幸せになれるわけ無いじゃん！？
大金はたいて運勢を勉強するより、、、
というか、運勢の勉強して勿論良いのだけれど
（私もしている笑）、それだけではなく、
自分をもっと磨こう！
その方が現実的で健康的！
意外と運勢が良くなるって、
そんな生年月日から出てくるものではなく
その人の考え方や生き方によるもので、
例えば病気だから、家族を失くしたから
不幸せということではなく、
その事実に向き合えなくて精神的に
苦しんでいるから不幸せなわけで、
誰だって病気か事故でいずれ死ぬ訳で。
だから、よくある言い回しだけど、
どう難を逃れるか？ではなくどう生きるか？
ということが大事。
欲や憎しみ、嫉妬や怒り、
悲しみや後悔など、自分の感情を
コントロールできないなら
どんな良い運勢でも惨めなものになるし、
逆に上手にコントロール出来れば
どんなに悪い運勢でもいつも幸せでいられる。
なので、もちろん、宿命を生かすことは
とても素晴らしいことだと思うけど、
宿命に振り回されるのはほどほどにして、
心を磨いて日々の生き方を大切にしよう♡
と、私は気をつけています。
