さて。
私の算命学のお師匠さんは「ありがとう」の言葉で有名な方です。
以前、誰かの本で「ありがとう」を自分の年齢 x 1万回唱えると
不思議な(良い)事が起きるとか、面白がってやっていたりしていたお陰で、
普通にお礼を言う場合以外にも、お店のお支払いで商品を受け取る時に「ありがとう」、
レストランでお水を注いでもらったりお支払いの時にも「ありがとう」と、
抵抗なく(最初は抵抗がありましたが)言えるようになりました。
ちなみに、、、結構、日本だとあまり他人に「ありがとう」を言う機会は
少ないかもしれないけれど、
現在住んでいるアメリカだと、スーパーのお会計やレストランでも、
Hi, How are you? から始まり、去るときは
Thank you の後に Have a good one! など漏れなく言います。
集団のマナーは日本人の方が良いと思うけれど、
個人同士でのマナーはアメリカ?欧米?の方が良いように思えます、、、^^;
「ありがとう」にはシチュエーションにより、
色々な意味が込められている事を学んだのでご紹介。
まずは、普通の「ありがとう」で、
仲間や親しい人に感謝の気持ちとしてお返しやお礼をする時のもの。
こちらは慈しみの気持ちでいう「ありがとう」だそうです。
次に、自分の為に色々してくれて大変だったでしょうに、ご苦労をかけました、
という気持ちをこめた「ありがとう」。
これは、慈悲の気持ちの「悲」の気持ちだそうです。
「悲しい」と「慈悲の悲」は意味が違う様で、
例えば、何か頂き物をして、それには色々気を遣って物を選んだり、
届けたり、お金もかかったでしょうに、、、なんて時は
相手にも、「幸せでありますように」という気持ちが自然と起こるので
そんな時の気持ちが「悲」なんだそうです。
余談ですが、「悲」といえば、実家のお寺が「大悲山」と言う名前で、
「なんて悲しい名前なんだろう?!」と思っていましたが、実は
人の幸せを願う「悲」だった事を知ったときは胸が熱くなりました。
そして最後に、相手が喜んで何かをしてくれて、
自分も恩恵を受けて喜んでいる時の「ありがとう」。
こちらは慈悲喜捨の「喜」と「捨」に当たる気持ちだそうです。
他にも、意識しないで使っているかもしれないけれど、
あまり良い行為だとは言えない、言った自分の心が汚れる「ありがとう」も
あるそうです。
例えば、人と仲良くしたい時、
人からの恩恵をチャラにしたいとき、
人からお世話になりたいとき、
そして礼儀として言うべきだから!というシチュエーションでの「ありがとう」。
こちらは感謝の言葉でも、実は腹黒いので、
言えば言うほど自分の心が汚れるんだとか。
同じ「ありがとう」を言うのなら、綺麗な心で徳を積みたいものです!^^
心を綺麗にして運勢を上げよう! ← 次回はこの辺りについて書きたいと思います。