算命学では、生きているという事は
自然から求められて生を受けていて、
それぞれの人に、役割が与えられていると考えられています。
そして、その役割を全うする事が、
宿命通り生きるという事。
その役割を果たしていないと、つまり宿命から外れると、
自然から淘汰される、、、なんて話があるけれど、
実際、現実的になのか、感情的になのか分からないけれど、
生きにくくなるような状況になっていくようです。
でも、誰でも自分の理想の生き方や、
自分の夢や目標など、持っている人の方が多いはずなのに
なぜそれを実現するのは難しいのか？！
という話になってきます。
鑑定などでも、その方の夢や目標を聞いて、
何が実際向いているのか？そしてそれを実現する方法は
何をする事なのか？なんて事を、宿命を見ながら
一緒に考えて行くのですが、
（最近、ボチボチ鑑定を再開しています！笑）
何時間も話し合った末、じゃあ次のステップは
どうするのか？という事が決まったところで、
実現していくのはなかなか難しい様です。
自分でも、最近中年太り気味で、ダイエットをしたいのだけれど
なかなか上手く行かない、、、という現実があるので
何か新しい事を決めて行うのは大変なのは、良く分かる！
じゃあどうして大変なのか？
自分の夢や理想の方が大切に決まっているのに、
なぜそれがすんなり出来ないのか？といった時に、
メル・ロビンズさん（ライフコーチングしている人）によると、
2つの理由があるようです。
1つは、それまでの習慣を変えないといけない為、恐怖感が出る。
2つ目は、習慣を変える事はけっこう面倒くさい！
１つめの恐怖感は、自分の理想と現実にギャップがある場合、
大きな変化になるかもしれないので、
それを成功させる事ができるのかどうか？という事で、
不安になったり怖じ気付いたりするようです。
そして2つ目の結構面倒くさい、、、というのは、
習慣付いている事は比較的、楽で、新しい事をする、
習慣を変える事は結構、気力と体力が要ります。
なので、「まあ、いいや。あとでやろう、、、」という、
まるで朝起きる為の目覚ましで「スヌーズボタン」を押すような感じで
布団を剥いで起き上がるよりも、ぬくぬくしたベッドの中にいる方が
気持ち良くて安全、、、という事で、分かってはいるものの
行動を先送りにしてしまうんだとか。
メル・ロビンスさんが、ダイエットを成功させたい、
という人にしていたアドバイス。
（この場合、何か新しい事を始める、というよりは
ネガティブな行動を辞める、という感じかもしれないけれど）
まず、その変化に対して自分がしなくてはいけない事を狭める事。
目標を小さくして、達成期間を、瞬間瞬間、1日1日に狭めていく。
これにより、遠くを見るよりも、卑近な目標を持って、
達成させることで、それが自信にも繋がるようです。
それから、もし自分をその目標から遠避けるような行動をしたくなったら、
例えば、ダイエットが目標の場合、
自分は自分で作ったルールを何時、どんな状況で破りたくなるのか？を観察する。
どんな時に、意志がくじけてしまうのか？
ストレスが溜まった時、退屈な時、
テレビを観ている時、、、など、どんな時に自分が
自分の目標を達成する邪魔をしているのかを観察する。
それをリストアップして、だったら、その状況が起こった時に
替わりに何をすればよいか？を考えて、
その状況に陥った場合に適用するルールを作る。
もし食べたくなるのが、ストレスの溜まった時だったら、
エクササイズをするとか、本を読む、とか、
友達に電話するなど、
食べる事以外の行動をするルールを作る。
もし食べたくなるのが、退屈に感じる時だったら、
食べるのではなく、代わりに掃除をする、など。
この方法の他にも、自分のやりたい事や目標に関して
もし、何か思いついたなら、5秒以内にする事を提案していました。
何か思いついても、人間て、5秒くらいすると
「ま、いっか」の精神になって一歩を踏み出さない様です。
自分の目標に必要な行動を思いついたら、
「５，４，３，２，１・・・」と数えて
5秒以内にその行動を始める事。
「ま、後でも良いか」とか「次回で良いか」など
思う前に、行動する事が、自分を変化させるために
必要な小さな一歩になるようです！
自分でやりたい事や理想の生き方って、
他人との比較から来るのではない、内から湧き上がって来るものは
大概、宿命に合っているように思います。
億劫がらずに小さな一歩を地道に重ねる事が出来れば、
気が付いたらアッという間に時間が経っていて、
いつのまにやら実現されているかもしれません！
