自分らしい生き方を知る 算命学鑑定士 詠子のブログ

算命学に興味のある方、運勢や宿命という言葉が気になる方、自分の運勢や資質を知って活かしたい、という方向けに私が算命学の勉強から学んだ処世術を発信したいと思っています♡

怒った時にすること

以前にも怒りについて、

怒りっぽい性格の人は人体図を見れば

一発で分かる、という話を

書いたことがあるのですが、

怒ってしまったら発散をどのようにするか?

という事に終始していたと思います。

 

それでもう少し怒りについてお勉強?してみたのですが、

分かったことは、怒りが生まれた時に

火を消さないと、火がついてからは消すのが大変だという事。

 

怒る時というのは、大体、自分にとって

とっても損になる事が起こった事が多く、

損というか、面目を潰されたり、

好意を踏みにじられたり、無視されたり、

自分の存在が危うく?なった時なんだそうです。

 

それで頭に来るだけで収まれば良いのですが、

報復を考えたりする訳ですね。

どうやって、文句言ってやろう!?

仕返しをしてやろう!?キーッ!て。

相手に失望して、身体の力が抜けてしまうかもしれないし、

悲しくてさめざめ涙が出てくるかもしれませんが、

いずれにせよ、そこにあるのは怒り。

 

そして一度、怒りの火がついてしまうと、

そこから激しい妄想が始まって、

自分をさらに苦しめる事になります。

「あんな事を言われた。なんて失礼なんだろう?」

「どうしたらあんな態度がとれるんだろう?」

などなど、怒りの原因は様々だと思いますが、

あーでもない、こーでもない、と

あれこれ考えてしまって、どんどん感情が高ぶってしまいます。

 

でもマッチ棒と一緒で、相手にし返してやろう、なんて

気持ちがあっても、相手に火をつける前に

自分が燃え尽きてしまうので、怒らない方が身のため。

 

そしてどうしたら、燃え盛りそうな怒りの火を

沈められるのかというと、それは、

その怒りが生まれた瞬間に自分で

その事に気付く事なんだそうです。

「あれれ?なんだか頭にきているぞ?」と。

そうしたら、理性でもって、

なんで頭に来ているんだろう?と考えた時、

自分のどこの琴線に触れたのかを観察します。

相手の失礼さを観察するのではなく、

なぜ、相手のその言葉や態度に頭にきたのか?

言われたことが図星だからか?根拠もない事だからなのか?

期待外れだったのか?などなど、

自分の心を観察します。

 

その作業をするだけで、だいぶ着火時間が遅れるようです。

そしてすぐにボッと燃えなければ、

怒りは自分でコントロールできます。

 

自分の気持ちを落ち着けたいからと、

人にアドバイスを求めたりすると、

常に良い答えが得られて、気持ちを静めて貰えるわけではなく、

油を注がれたり、着火剤を投げ入れられたりする

可能性もあるので、自分の気持ちが落ち着くまでは

口外しない方が良いと思います。

 

自分で「これは怒りだな?!」と感じたら

すぐに「なんで頭に来るんだろう?!」と

自分の心の分析を。

 

相手の人間性が悪い、と、

相手のせいにしても良いのだけれど、

そうすると、自分の人生全体が、その都度、

相手によって左右されるものになってしまいます。

もし、そんな人間性の悪い相手だったら、

そんな人に自分の感情が

コントロールされるのは誰でも不本意だと思います。

なんでその事に自分が怒りを感じるのか?ということを

理性的に冷静に客観的に分析すれば、

起こった理由は相手や自分の外にあるのではなく、

自分の中にある事に気付くことが出来ます。

それが出来れば、自分が精神的に成長できるし、

相手に対して、冷静な判断も出来る。

「随分、未熟なんだな~」って。

(それが自分なのか相手なのか分からないけど、多分両方。)

 

自分の感情がコントロール出来れば、

自分で自分の人生もコントロールできます!

怒りは破壊的だけれど、相手の気持ちを思いやれるくらい

余裕が出たら、それは「愛」だったりするので、

自分の人間性も、自分の置かれている環境も

きっと大幅に良くなる事、間違いなし!