自分らしい生き方を知る 算命学鑑定士 詠子のブログ

算命学に興味のある方、運勢や宿命という言葉が気になる方、自分の運勢や資質を知って活かしたい、という方向けに私が算命学の勉強から学んだ処世術を発信したいと思っています♡

親との確執~その2

こちらの続きです。

 

考えると気が重くなる親との関係性を

どうやって軽くしていくか?良いものにしていくか?

という話になって行くのですが。

 

前回も書いた通り、自分がいま存在するのは

親が産んで育てくれたお陰。

親ではなくても、きっとご飯や衣服を与えて

くれた人がいたはずです。

 

育て方について色々物申したい事は

あるかもしれませんが、

当時、多分、私たちの時代よりも

物質的、情報的、経済的にも恵まれていない環境で

子育てをしていたと思うので

現在の自分の方が親よりも上手く子育てを

できている可能性が高い。

 

親は自分が年を重ねて行く分、

どんどん弱っていきます。

(もちろん体力的にも精神的にも

強くなっていく人だっていると思いますが)

色々な事が不自由になって、子供を頼らざるをえなくなったり、

子供から見ていて、色々助けてあげないといけないな?と

思う様になったりします。

でも親にしてみたら、色々なパターンがあると思いますが、

子供を頼りたいと思っていたり、頼りたくないと思っていたり

こちらの気持ちと相いれない場合だってあります。

 

子供にしてみたら、親孝行をしようと、

自分や自分の家族や生活から時間を割いて

親に気遣ったり、色々ヘルプしようとしているのに

それを理解しているのかいないのか、分かっていたとしても

それを当然の如く、感謝もしてくれなければ

気遣ってもくれないと感じたり、、、。

自分に心配をかけているのに、こちらのアドバイスは聞かないし

全く分かっていないと思ってしまったり、、、。

という人も少なくないと思います。

親を想う気持ちが強い優しい人は、

特にそう感じる様に思えます。

 

だからといって親が満足いくようにと

自分が頑張ってしまうと

今度は自分がストレスになる、、、といった具合。

当然、電話や訪問の回数も減って来るけれど

心配だったり、もっと出来ることがあるんじゃないかと

ずっと頭の片隅から離れない、、、なんて事も。

 

そんな風に親を重荷の様に感じている人も

世の中多いようです。

 

でも父や母、兄弟など(いないひともいると思いますが)

血を分けた家族って、世界中どこを探しても

一人しかいません。

その人が居なくなれば宇宙から

その唯一の存在はいなくなります。

夫や友人は替える事が出来ますが

(勿論同じ人は一人としていないけど)

血を分けた親や兄弟は絶対に誰かと

置き換える事が出来ない存在です。

 

その親や兄弟との関係がスムーズではなくて

こじれている人はとても不幸なのです。

だって「幸せ」って、家族という最小の社会関係から生まれるものだから

もう親が亡くなっているのならしょうがないけれど、

まだこの世に存在するのにその関係がこじれているという事は

すごく不幸な事だと思います。

 

本当だったら思いやりながら、

いつも一緒に笑顔で笑いながら

楽しく過ごすべき一番近くて親しい存在なのに、

言い争いをしたり、会話の間、楽しくなかったり

会ったり話したりする事がストレスに感じる、という事は

本人は認めたくなかったとしても、

凄い不幸を抱えています。

 

でもその関係性で相手から変わる事は絶対にありません。

変わるとしたら自分の対応次第。

自分が大人になって、相手を大切にする事でしか

関係性を変える事は出来ません。

 

自分が親にストレスを感じているとすれば

相手だって絶対ストレスを感じているはずです。

同じ感情を持っている事の方が多いはずです。

相手だって苦しかったり悲しかったリするのです。

 

だから、もし親とお別れの時が来るまで

幸せな時間を過ごしたいのなら、

自分がステップアップするしかありません。

具体的に何をしたら良いの?という話ですが

長くなるので続きます。