自分らしい生き方を知る 算命学鑑定士 詠子のブログ

算命学に興味のある方、運勢や宿命という言葉が気になる方、自分の運勢や資質を知って活かしたい、という方向けに私が算命学の勉強から学んだ処世術を発信したいと思っています♡

幸せってナニ? ~ その2

以前も幸せって何?っていうタイトルで書いたのですが、

また別の切り口で♪

 

最近ハマっている仏教の本で面白い話がありました。

仏教での幸せって、一つに、渇愛(ものすごい執着)を

失くすことで自然に得られるというもの。

お金やモノ、誰かや何かへの愛情など、そこに存在する

「有るもの」から得られる幸せは「有限」だけれど、

そこに存在しない「無いもの」から得られる幸せは「無限」だという事です。

 

運勢学などを勉強して鑑定などしていて気付くのは

みんな皆幸せになりたくてしょうがない訳で、

不幸から逃げたかったり、とにかく、

自分が背負っている(と信じている)嫌な物事や

自分が持っていない(と信じている)憧れている物事などに

執着してそれから逃げようとしたり追い求めたりしてしまう事が

多いのかと思います。

 

でも本当の所は、幸せってなんだか分かっていない人が

多いのでは!?

その人によって「幸せ」の定義は違うと思うけれど、

生かされている事、とか、普通で居られる事、とか

もっと欲の強い人であれば、

好きな事を好きなだけできる経済力があるとか、

魅力的で人気もあるとか、ずっと若くいたいとか

ステキなお家に住めるとか旅行が出来るとか?

(因みに仏教でいう「幸せ」はどれも該当しないようです)

 

そうやって自分や周りの人が認識できる幸せって

実は全て有限なもので、算命学でいうところの

「誰かの幸福は誰かの不幸の上に成り立っている」

みたいな、大学に受かった人の陰に落ちた人がいる様な

結構、儚い有限な幸せなのかもしれません。

 

算命学では五徳といって、財、名誉、家庭、智恵、健康の

5つのバランスがあったりしますが、

そこにこだわって本当の幸せが掴めるのか!?

智恵は無限かもしれないけれど、他は有限!?

表面上に見えて来るのはそういうことかもしれないけれど

実際は心の中の出来事が一番大切。

どの五徳についても、満足する事を知らない限り

幸せに心が感じる事は難しいのかもしれません。

 

算命学の授業で、実践鑑定などがあるのだけれど

大体、世間で話題になった人の失敗を題材に学びます。

そしてその失敗のきっかけになっている事はいつでも

「欲をかくこと」から来ているようです。

 

どんな的確な鑑定をして貰っても、

それを実行する人が、「欲の塊」だったら

ある程度は幸せに感じられても、

多分一生幸せにはなれないんじゃないだろうか?

またすぐに道を間違えてしまうのではないのだろうか?

 

という事で、今ある自分の現実をよく見て

(これが勘違いと希望的観測で実際は凄く難しいのだけれど)

自分の欠点を全て削ぎ取って心の幸せを見つける事が

「幸せになる」ための一番の近道だと思います。

(これがまた凄く難しくて、仏教とかにハマっちゃう訳だけど)

 

そこで、宿命を見れば、自分にとってどんな生き方が

生きやすいのか?という事が分かったり、

自分にないと思っているものを追い求める為ではなく、

自分にとって何が幸せなのかを見つける手段として

どんな方法が自分に向いているのか?が分かるので

そういった意味で算命学の鑑定は大いに参考にしていただきたい。