自分らしい生き方を知る 算命学鑑定士 詠子のブログ

算命学に興味のある方、運勢や宿命という言葉が気になる方、自分の運勢や資質を知って活かしたい、という方向けに私が算命学の勉強から学んだ処世術を発信したいと思っています♡

「いつも考えていなさい」

わたくし、自慢ではありませんが、子供時代、

全く本なぞ読みませんでした。

家族が本好きだったので、名作と言われる本は大体皆読んでいて、

普段の会話でも、当然の如く引用していたりして、

「そんなのも知らないのか?」と言われることが多く、

頑なになってしまい、能動的に活字をしっかり読むということは

二十歳過ぎまでしなかった気がする・・・。

 

現在、ラボの英語教育に携わっていて、そこでは、英語に限らず

言葉を大切にしたり、綴られる言葉から育まれる「心」や

「感性」「コミュニケーション力」について学んでいます。

そして、今になって、世界の名作的なものを聞くようになったのですが、

(車に乗る時間が多いので、オーディブルで聴いてますのねん)

若草物語』!素晴らしい本だと思います。

すごく教訓めいていて。ギュギュっと良い生き方のエッセンスが

詰まっている!!

 

ラボや家庭教師で子供に色々教える機会がある時、

「ぼーっと目と口を開いていないで一回見て覚えよう」とか

「いつも先を考えていよう」とか、偉そうに言っているのですが、

この『若草物語』を聴いていると、毎日のちょっとした出来事の中に

良い生き方を学ぶためのエッセンスが沢山あって、

それは何もこの物語の中だけでなく、自分たちの普段の生活でも

沢山あるように思えます。

 

松尾芭蕉の有名な句で

「古池や 蛙飛び込む 水の音」というのがありますが、

仙厓和尚の禅語に、「池あらば 飛んで芭蕉に 聞かせたい」

というのがあって、松尾芭蕉の句では、芭蕉が偶然?

「蛙が飛び込んだ水の音」に風情を感じたわけですが、

禅的に言うと、「蛙は芭蕉に気付かせるために飛び込んだ」

と言っていて、つまり、自分でどうこう答えを見つけようと

思っていなくても、自然が教えてくれている。

気付くのは本人次第って事のようです。

 

小林正観さんの本の中に、

「いつも」の3原則というのがあって、

「いつも考えていなさい。 いつも良い仲間を持っていなさい。

いつも実践しなさい。」というもの。

 

この言葉は凄い!!

運勢学を勉強していると、物事って良い事も悪い事も

起こるべくして起こっている様に見えてきます。

良い人生を送りたいなら、良い生き方を常に考えて

実践して、良い仲間を持っている事が、凄く大事。

 

自分の運勢を占いや運勢学で見張っていなくても、

毎日の小さな出来事やそれに伴う気付きを

大切にしているだけで、

その人の理想とする人生を

送れるんじゃないかと思います。

 

大切なのは、目の前で起きている事、感じた事を

心に留めて、それを良い方向に生かす事。

そして家族と良い友人を慈しむ事だと思います♡