自分らしい生き方を知る 算命学鑑定士 詠子のブログ

算命学に興味のある方、運勢や宿命という言葉が気になる方、自分の運勢や資質を知って活かしたい、という方向けに私が算命学の勉強から学んだ処世術を発信したいと思っています♡

イスラム教では占いは禁止らしい

シリア人難民のサポートというのをしていて、

大学院の留学生で来ているご家族の

病院だとか、公の手続きとかお手伝いしています。

 

そのうちの一人でとても敬虔なムスリムの方がいます。

それで色々お喋りしていて、仕事は何かと聞かれたので、

中国占星術で占いみたいなことをしている、と言ったら

高笑いして、イスラム教では占いは禁止されているとの事。

 

あまりイスラム教については知らないので色々聞いてみたら

熱ーく語ってくれました。まず、お祈り。1日に5回ほど。

アプリを持っていて、日の出の時間、太陽が一番高くなった時間、

その状態から45度に傾いた時間、日没時間、そして夜にもう一度

するそうです。日の出や日の入り時間は毎日少しずつ変わるので、

アプリでお知らせがあるようです。

 

、、、そういえばジャカルタに行ったときは、

町中でその時間になると、急に辺りが閑散となり、

スピーカーでお祈りが流れていました、、、。

お祈りに行っていたのねん。

 

そして、コーランは1500年前(よく覚えていません)から

変わっておらず、そこに書かれている言葉を現代の人が理解できるそうです。

普通は、英語でも日本語でも、時代とともに言葉の使い方とか意味とか

どんどん変化して行っちゃいますが、全く変わっていないんだとか!?

当時の人がタイムスリップして出て来ても言葉が通じると言っていました。

 

彼が言うことには、コーランは人間の生き方の取説の様な物。

コーヒーマシーンだって何だって、モノが複雑になればなるほど、

取説が必要になって来るように、人間にも生き方の指南が必要で、

コーランにはそれが全て書かれているそうです。

毎朝、20ページくらい1時間くらいかけて音読しているらしく、

600ページくらいあるらしいのだけれど、

1か月に1度最後まで読み切るようです。

 

毎朝、経典を読んで心を整えて、

毎日5回もお祈りしたり反省したりして、

食べ物やお洋服にも気を遣って、

なんて敬虔な生き方をしているんだろう!?

とちょっと尊敬してしまいました。

 

信仰については分からないけれど、

素晴らしく感じたのは、24歳と26歳くらいの

ご夫婦なのですが、お互い、ご兄弟が8人いるそうです。

そしてお互いの親も8人ずつくらいいるらしい。

 

親や自分の家族をお互い尊敬してとても大切にしているようです。

家族のきずながとても大切で、毎日親に連絡を取っているそうです。

おじいちゃんにも月に1回は連絡を取っているらしく、

「だって孫は何人いるの?電話取るだけで大変じゃない?!」

と言ったら、「多分100人近くいるかも・・・」と

笑っていました。

 

日本が戦後、発展を遂げる事が出来たのは、

「家」の制度だと言われていますが、

イスラム教の世界ではまだそれがちゃんと残っている様です。

日本では欧米のように核家族化してしまって、

お年寄りを大切にしたり、色々助けあったり

教え合ったりする機会もどんどん少なくなって、

なんだかとても残念な気がします。

 

そうそう、イスラム教では占いは禁止らしいので、

ムスリムの人にプレゼントを贈る以外の目的で

誕生日を聞いたりしない方が良いかもしれません!?