「欲と二人連れ」この言葉、私の母が
レストランなどでお腹いっぱいの時、
でもまだお皿に食べ物が残っていると
言いながら食べていました。
もちろん私もそんな言葉を聞きながら育って、
しかも結構な勿体無がり屋なので
（お裁縫でもハギレとか全部取っておきたいタイプ）
言い方を変えるとただのケチなのですが、
いや、経済的と言って欲しい、、、
やっぱりレストランとか行って
お腹いっぱいでも勿体無く感じると
カッコよく残さずに、
コレを言いながらたいらげてしまいます。
でも、お腹いっぱいになりすぎて、
体重もなかなか元に戻らなかったりで
後悔するのは目に見えているのですが、、、
何事においても適量というのがあると思います。
食べ物だけではなくて、人とのお付き合いとか
音楽やエンターテイメントや、
贅沢な持ち物だったり、究極はお金でも。
この辺で、自分は満足！っていう境界線が
何事においてもあると思います。
でも欲の皮が突っ張ってくると、
いい音楽でももっともっと聞きたい、
楽しいことももっともっとしたい、
もっともっと一緒にいたい、
もっともっと欲しい、、、ってなった時、
欲と二人連れになって上手くいかなくなります。
目に見えて上手くいかないというより、
引き際を間違えて波に残された砂浜の貝殻のように、
「あれ？なんか違った？」って事にもなるかもしれません。
それは、きっとその欲の方に支配されて
決断したものの、元は自分自身の
本心ではないから「何で？」ってなるから？！
芸能人などの実践鑑定で見ても、失敗しているときは
そんな時。
そこまでこだわらなくて良かったのでは？
ほどほどで引いておいた方が、次に繋がったんじゃないだろうか？
というのが見て取れたります。
人付き合いだって、あまりしつこくしたら
ストカーカーみたいになっちゃうし、
そこにあるからといって、必要以上のものを
取りに行くと、満腹すぎるバイキングの料理と一緒で
楽しめなくなったり、後で
要らないお釣りをもらう羽目になる事もあるかもしれません。
欲しいかどうかより、自分に必要かどうか？
というところで動いた方が
失敗が少なくなるように思えます。
きっと誰もがその気づかない内に二人連れになっている欲によって
程度の差こそあれ、色々苦しんでいるのではないのかな〜？！
なので私は、迷った時、「これを今手にしたらどんなマイナスがあるか？」
という方をシミュレーションして考えるようにしています。
いくら、いい仕事の話が来ても有頂天で飛びつかずに、
今後引き受けたらどんな制約が出てくるか？
それは自分にとって楽しめるかどうか？なんて事を
シャカシャカ計算するようにしています。
あまりそれをしすぎても良くないけど、
相手がどんな人なのかわからないときは特に
注意が必要になると思います。
大切な人だったら、勿論損を承知でも
引き受けちゃうとは思いますが！笑
後ろを振り返って、いつのまにか
欲と二人連れになってないかどうか
たまにチェックするといいかもしれません？！
