自分らしい生き方を知る 算命学鑑定士 詠子のブログ

算命学に興味のある方、運勢や宿命という言葉が気になる方、自分の運勢や資質を知って活かしたい、という方向けに私が算命学の勉強から学んだ処世術を発信したいと思っています♡

宝の持ち腐れ

最近知り合いになった子で、

20代前半の若い子なのですが、凄くしっかりしていて

仕事もそつなくこなす、信頼のおけるとても良い子なのです。

 

気になったので、誕生日を聞いてみると

天将星が2つある、とてもエネルギッシュな人でした。

他にも人体図の特徴として、玉堂星という知恵の星が

3つもありました。

気の利き方が尋常ではなかった理由が分かりました。

 

さて、彼女は高校を出てから専門学校へ行って

今のお仕事に就いたそうなのですが、本当に本当に

学者になれる様な運勢?性質?を持っています。

 

お勉強が好きなのか嫌いなのかを聞いてみたら

あまり好きではないとの事。でも別に忌神でもない様です。

なので、是非勉強をすると運勢がとっても良くなるよ!と

アドバイスをさせて貰いました。

 

彼女の人体図を見ていて、玉堂星があまり生かされていないのが

とても残念に思っていたら、ふと、

まだ私が中学生だったころ、

父が私にしてくれた話を思い出しました。

 

自慢するわけではないですが、小学生に上がったころ

学校で知能テストがあったそうで、

早生まれでそんなテストがあった事すら覚えていないのですが、

私は結果が良かったらしく、親が先生から

「知能が他の子より高いです」と聞かされていたらしく、

そりゃあ親は、私に少し期待していたみたいです。

因みに私も玉堂星を2つ持っています。

 

それで、親はずっと「この子はやればできる」と

「3」しか並んでいない成績表を終業式の日に貰ってくるたびに

お仏壇に挙げながら拝んでいたのを

私は横から眺めていました。

高校受験で行きたいところに偏差値が足りないと

気付くまで、大した勉強もしていなくて、

能力を生かせなかったことは、本当に

勿体なかったと思うのですが、

そんな勉強を頑張らなければいけない時期にきて、

でもなんとなくスタートがかからない私を見て

私を近くに座らせて父が言いました。

 

「もしポケットに大きなダイヤモンドを持っていたらどう思う?

嬉しいだろ?それを身に付けて飾ったり、お金にして

欲しいものを買ったりしたいだろう?」

 

子供だったので、勿論!と思いました。

 

「お前は実は、ポケットに大きなダイヤモンドを

幾つも持っているんだぞ!」

 

心の声:ぇえっ!?

 

「でももし、そのダイヤモンドをポケットにずーっと

しまったままだったらどうなると思う?

誰も、ポケットに入っているダイヤモンドには気が付かないよな?

そしたら、お前がそのダイヤモンドは持っていないのと一緒だろう?」

 

心の声:ふむふむ、確かにそうだよね。

 

「いいか?その大きなダイヤモンドはポケットの外に出して

使わないと持っていないと一緒なんだよ。

お前は大きなダイヤモンドをポケットに持っているのに、

それをずっとしまって持っているだけなんだよ。

お前にはダイヤモンド以上の価値があるのに、

それを無駄にしているんだよ。

勉強を頑張って、ちゃんとダイヤモンドを

ポケットから出して使いなさい。勿体ないだろう?」

 

みたいなことを言っていました。

少しやる気になったのを覚えています。笑

 

算命学を学んでいて、どんな宿命であっても、

それを消化するのは人体図に出ている

星を使う事なのだ、と教わりました。

 

この話は別に玉堂星と勉強に限ったことではなく、

誰にとっても、人体図に出て来る十大主星や十二大従星が

この話に出て来る、ダイヤモンドだと思うのです。

使いやすい星もあれば、使いにくい星もあるけれど、

皆それぞれ、上手に使えばそれだけの?それ以上の?

能力になって輝かせることが出来るのだと思います。

 

それをどうやって使うのか?

自分で苦労して、独自に輝かせるのか?

そのうち輝かせる機会が来るのを待ち続けるのか?

どう使うかは人それぞれだと思いますが、

何もせずにポケットの中から勝手に輝きを放つ宝石なんて

ある訳がありません。

 

自分で自分のポケットに何が入っているのか?

その価値を見定めて、色々な手段を使って

それを最大限に見せる努力をしない限り、

他の人が「あっ!」と驚くような能力を持つことは

一生待っても来ないのです。

 

大した努力なんかせずに、それを輝かせることが

出来る人もいると思いますが、多くの人は

少しずつスキルを磨いていかなければ

なかなかそれを素敵に見せる事は難しいかもしれません!?

 

そのうち、ポケットに穴が開いて

知らないうちに落としてしまっている事がないうちに、

是非、自分のダイヤモンドを探して誰もが見えるところに

輝かせる事が出来たら、良いよね~、、、という話でした。