自分らしい生き方を知る 算命学鑑定士 詠子のブログ

算命学に興味のある方、運勢や宿命という言葉が気になる方、自分の運勢や資質を知って活かしたい、という方向けに私が算命学の勉強から学んだ処世術を発信したいと思っています♡

五本能の一つ ~ 伝達本能について

人間が生きていく上で誰でも携えている五本能。

一つずつ簡単に説明をしていきたいと思います♪

 

昨日の守備本能に続き、伝達本能。

伝達本能というのは、自分で学んだことや習得したものなど

伝えていく、伝えていきたい、という本能です。

五行では火性で方向は南。

伝達本能というのは自分から何かを発して伝えていく事。

なので、文学を含めた芸術、芸能の分野は伝達本能に区分されます。

著名な芸術家は伝達本能の星を持っています。

十大主星だったら、鳳閣星(ほうかくせい)と調舒星(ちょうじょせい)。

 

鳳閣星は陽の星でのんびりとした、万人受けする伝達。

調舒星は陰の星で神経質で、万人受けしない、個人向けの伝達。

鳳閣星が皆に当り障りのない伝達をするとしたら、

調舒星を持つ人は、賛否両論ある様な個性的な伝達になるようです。

そして前者はのんびりしているのに対し、後者は神経質、繊細。

前者は急かされるのが嫌いで、後者は傷つきやすいのが特徴。

 

伝達するということは、何かを継承していく事なので、

子孫や未来を意味します。また、食べ物や健康などもこの分野。

伝達の星を持っているなら、芸術は勿論のこと、

子供に携わる事や食、グルメ、健康にこだわる傾向があります。

逆に、この星を持っていないのに、こだわっている場合は

本来、別の目的、、、お金、名誉、ビジネス、人気などが

モチベーションになっている可能性が高い!、、、と思う!

 

前にも書いたかもしれないけれど、以前、海外でも活躍する

書家さんがいました。(っていうか今もいる)

凄く芸術的な書画を描く方なんですが、誕生日を聞いて見ると、

芸術の星は持っていない。

でも職人の星は持っていて、お金の星も持っているので、

これは自分表現の媒体として書家になっているけれど、

どちらかというと職人的な感じで生活の為だな!?

独創的ではないのかな?という感じでした。

 

私も好きなアーティスト、デイヴィッド・ホックニーもそう。

ゲイのテーマで半分ふざけた様な雰囲気だけれど、

西海岸の開放的なカラフルな色合いとテーマ。

見る人の気持ち軽やかにしてくれるのだけれど、

でも、芸術性から見たら軽すぎて(ファンの方ごめんなさい)

そこまで高値で絵が売買される理由が分からない!?

見てみると、やはり芸術の星はなく、持っているのは

職人的な星、仕事の星とお金の星。時代のニーズに応えて

上手にマーケティングしてるんだろうな~、

という感も否めない!?

 

どんな星を持っている人であれ、その人の芸術を楽しむのは素敵な事。

でももし、自分で購入したり、その人間性を知りたい、となると

人体図の星で伝達の星を持っているかいないかで

その人の本質が見えてきたりします。

魂を揺さぶる様な芸術性がほとばしる人なのか、

職人技の芸術家なのか買い手目線の芸術家なのか!?

 

料理人の方なども、本当のグルメなのかどうなのか

見て見ると面白い。

、、、でもそんな上げ足を取る事の為にこの星を

持っているのかどうか見るのではなく、もしこの星を持っていたら

人に何かを伝える事、芸術や食に関する事に携わる事を

お勧めします。

 

沢山知識を付けて、教師になって子供に教えるのも良し、

わざわざ先生にならなくても、人に伝える事を楽しむ。

芸術や文芸などに取り組んで表現する事を楽しむ。

又は、美味しいものを人に紹介したり、

自分で作って食べて貰ったり、食を通じて、誰かの健康を応援したり。

そんな事をしていると運勢が輝いてくるようです!