自分らしい生き方を知る 算命学鑑定士 詠子のブログ

算命学に興味のある方、運勢や宿命という言葉が気になる方、自分の運勢や資質を知って活かしたい、という方向けに私が算命学の勉強から学んだ処世術を発信したいと思っています♡

自分の能力を上手に発揮できない!?

普通、天中殺というと10年に一度に周って来るアレですが、

生まれながらに中殺されている宿命というのがあります。

 

なんと、3人に1人は持っているそうです。

宿命中殺とも言われている、この生まれながらに持つ天中殺。

 

色々家族との付き合い方などに、注意点があるのだけれど、

その話はまた次回にして、、、。

この宿命中殺を持った人の場合、何が困るかというと、

持っている星を上手に使う事が出来ません。

つまり、自分の能力を思う様に発揮する事が出来ません。

 

もし鉄砲などの銃に例えるとしたら、使いたいときに弾が詰まったり

急に暴発したり。普通の弾を詰めたつもりだったのに、

コルクから万国旗が出てきたり、かと思えば凄い威力のものが出てきたり。

 

自分の持ち物なのに、何が出るか分からないし、どう出るかも分からない。

狙ったところで、全然別の結果になる事が多く、信用できない。

上手に自分でコントロールができません。

 

なので時には、使うこと自体封印したくなるほど。 

例えば玉堂星。知恵の星なので普通なら知性が光り輝いて欲しいところですが、

この星が中殺された状態になっていると、上手に知恵を使う事が出来ず、

変な事にこだわって、役にも立たないような事をひたすら覚えたり研究したり、

せっかく覚えたことでも、使いたいときに真っ白になって

何も出て来なくなったり。

かと思えば、いらないところで、凄い知識力や洞察力を発揮して

周りの人の反感を買ったり。

 

または働き者の星である車騎星。動き回って人の役に立ちたいのだけれど、

これが中殺されてしまっていると、忙しい時や、時間に追われている様な

動きたいときにのんびりしてしまって周りをやきもきさせたり、

夜寝る前にお風呂に入ってからゆっくりするような、のんびりする時間帯に、

急にキッチンの掃除を始めるなど、動き回ってしまったり。

本人ものんびりしたいのに、今やらなきゃ!という風になってしまうようです。

 

何か思い通りに行動できない、自分の意図するところと違う結果になったり、

人からの評価が得られなかったりしている場合、

持っている星が中殺されている可能性が高い。

 

使いにくいので、使うのが怖くなり、自信喪失になったり

自分が信頼できなくなったりします。

そして、残念な事に、その状態は一生続きます。

普通の中殺されていない星が周って来ることもあるので、

上手に使える時もあるのだけれど、基本、一生涯、

上手に使えない星と付き合っていく事になります。

 

そんなもともと使いにくい星なのですが、上手に使いこなす方法もあります。

 

それは、自分で意識して使わない、ということ。

自分の為に使わない。

どういうことかというと、その星を自分の強みとして積極的に使う事はしないで

人から頼まれたら使う。人のために使う。

そうすると、意外と上手に使える事が出来るようです。

 

芸能活動や芸術活動をして活躍している人も、この状態の星を持っている方が

沢山います。上手に使えば、自分の魅力として生かせることも出来る!?

 

上手に星を使いこなして、役立たせるためには、

自分の為や自分の名誉のために使わない。

例えば知恵の星が中殺されていたら、自分で好きな事を研究するのも良いけれど、

他人から頼まれたことを突き詰めて研究してみる。

そうするともしかしたらそれが社会(少なくとも頼んできた人)の役に

立つことになるかもしれません。

自分が喜ぶ様な使い方ではなく、他人に求められるような使い方をすると

上手に星を使える可能性が出てきます。

 

自分で意識して上手に使おう、と思わない方が、その星が生きて来るみたい。

自分の為に必死になって使ってしまうと、逆に自分の評判を落としたり、

誤解されたり、物事がうまく運ばなくなってしまう。

 

もともと上手に使えず、誤解を生んだり、人から信用されなく

なって当然なので、もう諦めて、自分のためには使わない。

 

そして人の為に使うようにすれば、逆にそこが強みになって来て

その能力が光り輝くこともあるようですが、、、、

ただ、やっぱり使いにくいので、その辺は諦めるしかない。

そして人の為に自分を生かせるような心境を開拓すると良いようです。