算命学を一緒に勉強している仲間で、易や風水、数秘に詳しく
本まで書いちゃっている、スーパーサラリーマンの方がいます。
（「スーパー」とつけてもサラリーマンって言ったら失礼？）
数秘って良く分からないのだけれど（現在、本で勉強中）
その方、私が自分の父の生い立ちを少し話したら、
〇〇日生まれでしょ？と生まれた日にち（年でも月でもなく）
一発で言い当てました！ スゴイ！数秘ってナニ？
足してどうたらするやつじゃないの！？と思いながら
尊敬しつつ・・・
それでその方に、算命学勉強するなら、運勢学だから
道教も勉強しておいた方が良いよ～！と言われ、
実家の書棚を漁ってみたのだけれど、古い本しかなく、
開いて見たら、漢文みたいな本で、
学生時代のトラウマが蘇ってきたので
タイミングよく、知人から新刊で紹介されていた
お洒落な現代意訳の本を読むことにしました。
一話完結なので（海外の刑事ドラマみたい！？）
少しずつ気まぐれに、開いたページを読んでいるのですが、
フムフムと面白かったお話があったのでご紹介。
なんでも人は、自分の理想や希望があるので、自分の思い通りに
生きようと期待したり、画策します。
でも色々と細かくコントロールする事はできない。
なぜなら、人生は「タオ」（天道・人道）に従っているから。
タオが流れる方向に現象も流れていくので、その流れには逆らえない。
気が付かないままにその方向に流されて行く人は
自分がコントロールしているような錯覚に陥り、
思い通りに流れない場合は、大概、人は以下のいずれかの行動を取るそうです。
別の理想を掲げて違う方向に向かう
他人に依存し始める
逆に燃えて頑張る
あっさり諦める
へこたれずにとどまる、
病気になる
くじける
やけになる
でもタオの生き方をする人は、流れに身を委ねているので、
思い通りにしようと、躍起になったりしない。
「流れと供にあるから、『やったぞ！』と達成感に酔いしれる事もなく、
流れに逆らう事が出来ないことも知っているから、
『そんな簡単にあきらめるなんて』と人を見下して高慢に
なることもない」
そうです・・・。
生き方に脱力で流される、でも脱力ながらも
しっかり意識をそこに持つ。
目の前の事象だけに全力を注ぐ。
本当に、生きるってそれだけで良いんじゃないかな～！と思います。
ただ、心のどこかで、引っ掛かりや執着があると
「これでいい」と思いつつ、あらぬ方向に竿を立てて
変な舵取りしてしまう可能性があるので、
自分の心を見張っておくことは大事。
最近読んだ別の本で、人間はなぜ身体を持って生まれて来るのか？
というと、魂は宇宙の一部だから、自分で自分の姿が見れない様に
宇宙から切り離されないと自分の魂の姿は見えない。
だから肉体を持って、宇宙全体の一部というより、
個人としての意識を持ってこの世に生まれる。
そして目的は、肉体がないと経験できない事を経験する事。
香りを嗅いだり、温かいものを触ったり、風を感じたり、
全てを体験するために生まれた・・・という話がありました。
自分がもし宇宙の一部で自然の一部だったら、
コントロール出来る訳ないじゃん！
でも投げやりになる必要もなく、欲をかく必要もなく
淡々と目の前の事を楽しんで、色々な経験をして
肉体に（「宇宙服」と呼んでいる人がいました）
ガタが来るまで生きるしかないのかなー、と思います。
私はワンコを飼っているけれど、寿命は長くても２０年。
生まれてからあっという間に半年で子孫を残せる体に育って、
人間よりも５、６倍のスピードで成長して、身体が衰えて老化して行く。
私の目の前でワンコの時間が飛ぶように流れていくのを目の当たりにする。
人間は一応、１２０歳計算らしいので、ワンコよりもだいぶ長く生きる。
その分、学びが多くて当たり前！？
時間の大切さや無条件の愛について、ワンコに教えられながら、
人生の流れをどう楽しむか毎日思案中～！
