自分らしい生き方を知る 算命学鑑定士 詠子のブログ

算命学に興味のある方、運勢や宿命という言葉が気になる方、自分の運勢や資質を知って活かしたい、という方向けに私が算命学の勉強から学んだ処世術を発信したいと思っています♡

最高の復讐

とてもいいビデオを見たので内容をご紹介。

Elizabeth Smartさんという方。

14歳の時に自宅で拉致されて、9か月間

連れ去られた人に監禁され、妻として扱われたそうです。

そして保護されてから、母親から貰ったアドバイス

どうトラウマを克服したかというお話でした。

 

本人は、自分が連れ去られて、14歳の子を妻として扱うなんて

そんな酷い事をする人がいるのか?と疑ったけれど、

実際にこの世にはそんな悪意に満ちた人もいる、と実感したそうです。

そして、保護された時、母親が言ったことは、

 

「あの人たち(夫婦で共犯)がしたことは酷い事で許されないこと。

でも彼らにあなたが出来る最高の復讐は、自分が幸せになる事。

彼らはあなたの9か月間を奪ったけれども、その事を想い返して

苦しんだり、自己憐憫する事は、彼らにもっと自分の人生の時間を

奪われる事と同じ。だから、自分が幸せになって前に進むこと」

という事だったそうです。

 

現在は少年少女の性犯罪被害の撲滅運動などして活躍しているようですが、

彼女が言う事には、、、

「自分は拉致監禁された子だと、皆に知られているし、

今後もそういう認識をされるけれども、その事で苦しんだりしない。

それは事実だけれども、それは自分の全てではない。」

 

「環境だったり、過去に起こった事など、嫌な事や酷い事は誰にでもある。

でもその事で自分が不幸になったり苦しんで人生を台無しにするとは

限らない。自分が幸せになるかどうかは自分で決められる。」

 

「辛い出来事によって、自分は変わるかもしれないけれど、

大切なのは、その出来事に自分がどう反応するか?

自分はどう生きて行くかを自分で決める事。

自分は幸せになって、前へ進むと決めて、

辛かった出来事が、自分の人生に影響力を与えないようにすること。」

 

ということでした。

 

彼女のような経験は、本当にトラウマになる様な

辛いことかもしれないけれど、

誰にでも、それなりに辛い出来事や、嫌な事や

嫌な人っていて、そのせいで自分の人生に

暗雲が立ち込んでいるように感じることってあると思います。

 

私自身、やっぱり嫌な人はいて、その人と関わって

嫌な目に遇ったりすると、本当に悲しくなったりします。

でも、嫌な事をしてきたり、嫌な事を言ってくる人などは

悪気があるかもしれないけれど、

こちらが苦しんでいるからと言って、気にする様なことはありません。

こちらが怒ったり悲しくなったりした姿を見て、

雀踊りしたり、ほくそ笑んだりする人も中にはいるかもしれないし、

加害者って、たとえ自覚があっても、

自分が罪の意識から逃れるのに必死で

傷付けた相手の事など、あんまり考えないものです。

 

なので、そういう人たちに対して、苦しむのは勿体ない!

もし、嫌な事をされて、普通の人だったら苦しむ様な

状況に自分が置かれたら、

その人の事や、その出来事を何度も思い返したり、

自分を憐れんで泣いたり苦しんだり、

相手にやり返す事を考えたりせず、

その事が起こる前の自分より、今の自分が

3倍も5倍も10倍も幸せになる事を考えた方が良い。

 

そして相手が嫉妬するくらい、自分が幸せである姿で

いる事が最大の復讐。

 

嫌な人や過去の嫌な出来事に、1秒たりとも

自分の時間を費やす事止めて、

将来の自分の幸せな姿を考える事に

時間を過ごす方が賢明!