自分らしい生き方を知る 算命学鑑定士 詠子のブログ

算命学に興味のある方、運勢や宿命という言葉が気になる方、自分の運勢や資質を知って活かしたい、という方向けに私が算命学の勉強から学んだ処世術を発信したいと思っています♡

愛情を求めない

やっぱり人って、誰でも愛されたい。

嫌われたい、なんてやけになっている人もたまにいるかもしれないけれど、

基本的に愛情がないと人間て生きていけない。

 

どこにでも愛情を探してしまうのがサガで、

どこかへ行けば、良いサービスを受ける事で

嬉しくなったり、家族や友人から暖かい言葉や眼差しを

受ける事で安心したり、

大事な日に晴れてくれると、自然が味方してくれて

愛されていると、特別感を感じたりする人は

結構いると思います。

 

実際の所、人間は空気が水がないと生きていけないし、

生きているだけで、「天に生かされている」とか、

「愛に包まれている」とか思う人も稀にいるかもしれません。

それが真実なのかどうかは分からないけれど、

運気などもそういう事で、良い運気と悪い運気があります。

 

良い運気は良い人(味方になってくれる人)が現れたり

物事が自分を助けるようにはたらいてくれます。

逆に悪い運気の時は、どんなに頑張っても

助けてくれる人も現れなければ、

時制や環境なども全然味方してくれません。

良い時は何をしても上手く行くけれど、

悪い時はまさに逆境の連続。

 

自分が祝福されていると感じられるときは

良いのだけれど、そうではなくて、あたかも

自分が呪われている様に感じる時だってある訳で、

その時は神も何も信じられなくなって

生きるのさえ辛くなってしまうかもしれません。

 

もともと運が良くて、小さい時から割と

人間関係に恵まれて、周りから愛情を受けていたラッキーな人には

あまり理解が出来ないかもしれないけれど、

いつも虐げられたり、意地悪されたり、

文句ばかり言われ続けられた環境で育ってしまうと、

もう、人の愛情とか経験した事が無いので、

何が愛情なのか分からなくなってしまったりします。

 

相手に愛されたいからご機嫌を取ったり、

親切にしてみたり、色々喜ぶことを提供したり。

それでこちらに向いてくれると、嬉しくて

さらに色々してしまうのだけれど、

結局、相手にしてみたら都合の良い存在になってしまって

利用されるだけ、、、なんて事もあります。

 

もし自分が愛されたいと感じるなら、

相手に感謝こそしても、愛情は求めない方が良い。

なぜなら、自分から相手の愛情を求めると

必ず何かと引き換えになってしまうから。

 

もし自分が人から愛されたいなら、

自分が愛されたいように、家族や友人を愛すること。

周り周って、自分もいつか誰かから愛されるように

なると思うけれど、そこには何の代償もありません。

親が子を愛する様な、無償の愛。

気を引きたいとか、感謝して欲しい、とか、

見返りを求める愛情だと、後で自分に大穴が開いて

傷付くことになるかもしれません。

 

大体、そんな代償としての愛情だったら

受けても虚しいだけ。

本当に自分の事を好きで、信頼してくれる人。

自分の可能性を信じてくれて応援してくれる人。

そういう人との交友を深めた方が良いと思います。

まだそんな友人に出会えていないのであれば、

先ずは自分から相手にとってそういう存在になる事。

 

もし自分がそういう風に行動できるようになると、

愛情を示してくる人の中で、誰が見返りを期待しているのか?

誰がしていないのか?見分けられるようになってくるかもしれません。

相手の意図やモチベーションが見えてくるかもしれません。

 

愛情や信頼は、何かと引き換えに貰えるものではありません。

それは貸し借りの問題。

本当の愛情や友情は、血や国籍、年齢を問わず、

もう既にそこにあるものだったりします。

でも、自分が人の愛情を得る事に躍起になっていると

うっかりそれを見逃してしまうかもしれない。

そんな事になったら勿体ない!