自分らしい生き方を知る 算命学鑑定士 詠子のブログ

算命学に興味のある方、運勢や宿命という言葉が気になる方、自分の運勢や資質を知って活かしたい、という方向けに私が算命学の勉強から学んだ処世術を発信したいと思っています♡

人体図の謎

以前、こちらで人体図の見方について書きましたが、

ずっと感じていた疑問があって、なぜ人体図はこちらを向いて

いるにもかかわらず、呼び方は右肩とか左足とか、

その人目線なんだろう?

 

何も人体図とか呼ばなくて良いじゃない?!とか。

テキストでも、どこに何の星があるとどういう傾向が出る、、、

という事は書いてあるのだけれど、人体図自体の解説は見た事が無くて。

もしかしたら何か書物を掘り出したらあるのかもしれないですが。

、、、今度先生に聞いて見よう?

 

さて、私なりの解釈をひとつ。

誕生日から出た命式から、人体図を作って、

宿命は命式から読み取ります。

一方、生き方や性格、何をどう生かしたら運勢が良くなるか?

というのは人体図から読み取る部分が多く、

宿命の消化は人体図を生かす事、と教わります。

 

それで鑑定の時など、星の五行の流れや特徴などから

どんな事を目的にして生かしたら良いか?などという事を

一緒に考えて行くのですが、

それにしても右手とか左手とか、鏡みたいに反転するわけではなく

その人の目線で読み取っていく人体図。

その理由が引っ掛かっていたのだけれど、

仏教の本を読んでいたらヒントがありました。

 

仏教において良い生き方をするためには、

自分だけではなく、周りと共存、助け合いながら生きて行かないと

上手く行かず、生き辛くなるようです。

(仏教とか言わなくても常識的に分かる事だけど。)

 

もし我を通せば、それでその人は満足が行くかもしれないけれど、

結局、周りに迷惑をかけたり嫌な思いをさせたりするので

嫌われたりして、それ以降は我を通せなくなる。

我を通す事は、後々、我を通せなくする事。

もし悪口を言ったら、「あの人は悪口を言う人。」と

他人から思われて、信用を失い、自分を不利にします。

自分を不利にする事は全部自分でしている。

逆にいつも柔和で信頼を裏切らない様な人は

周りからも穏やかで信頼できる人だと思われるので

自分で自分に得な事をしています。

 

結局良い事も悪い事も、自分がした行為は

全部自分に返って来る。

 

なので、その人目線の人体図で行う行為によって、

それが相手から見た自分になる(人体図を正面から見た状態)。

相手の性格を見たくて人体図を見る場合が殆どですが、

自分を最大限に発見できるのが人体図を見る事。

持っている星の意味は、それを持っている本人にしか

ピンと来なかったりします。

 

なぜその人目線で人体図の星が描かれているかというと、

結局、人の為にどう星を生かすか?という事なんだと思います。

自分を輝かせるために光らせたい星ですが、

輝けば人気が出て、自分も周りも満足。

輝かなければ、人気も出ず周りも自分もストレス。

自分の星を生かすことはつまり、人の為にその星を使う事。

それが出来ると人から見てその星が輝いて見えるのでは!?

 

好きな事をするのは良いけれど、

ただ自分を満足させるためだけではなく、

他の人の役に立つ事が、宿命の星を生かす方法なんだと思います。

 

もし自分の生き方に迷っているのであれば

自分の持っている星の特性を、人の為に

(特定の人でもそうでない人でも)どう役に立つ事が出来るか?

を考えて、自分の持っている装備?を使って行動すれば、

結果は自然に現れて来ると思います。

自分の知恵をどう使うか?魅力をどう出すのか?などなど・・・

全て星とその位置に示されているようです!?