自分らしい生き方を知る 算命学鑑定士 詠子のブログ

算命学に興味のある方、運勢や宿命という言葉が気になる方、自分の運勢や資質を知って活かしたい、という方向けに私が算命学の勉強から学んだ処世術を発信したいと思っています♡

良い鑑定士の条件

鑑定士になるために、沢山のお金と時間を注ぎ込んで

色々学んで覚えたり、覚えられないような複雑な煩雑な部分は

高いソフトを使ったりして自分の能力を補っている人は沢山いると思います。

多分私だけではなく、算命学を鑑定士レベルになるまで

勉強している人に共通して言えること?!

 

そんな中、鑑定士さんの能力に差が出て来てしまう訳ですが

それは頭の良し悪しや記憶力の良し悪しで決まる訳ではありません。

 

運勢を見たりする場合、相談者さんの性格や

宿命の主な特徴や、良い使い方、注意点などを

お知らせして行く事があるのですが、

いかんせん知識として習った事だけでは良いアドバイス

するのが難しいと思います。

 

例えるなら、火は熱い、危ない、ということは

周知の事実ですが、まだ火を見たり火傷や、火で怖い思いを

した事がない人は、本当の火の怖さを知りません。

なので実際、どんなシチュエーションでどんな注意が必要なのか?

ということは、色々な程度の差もあるけれど、

実際に経験した人ではないと本当の怖さなどを

伝えることは難しいかもしれません。

「火事になると怖いよ〜。みんな燃えちゃうから気をつけてね〜」

と聞くのと「カーテンに燃え移って、燃え盛る音と

暑さと怖さで身動きができなくなる」なんて聞くのでは

具体的な映像なども浮かんできて印象がかなり違ってきて、

「火って怖い!」感が違ってきたりします。

 

それと一緒で、もし性格の短所についての注意点ならば

そんな短所を持つ人に会った事が無い様な人よりも、

その短所のせいで大きな失敗した実際の事例など

知識としてだけではなく、自分や身近な人の経験から

その短所についての欠点を熟知している人の方が

上手に伝えられることになります。

 

鑑定士の場合、相談する方に希望を持っていただきたいのですが、

それは注意点だけでなく、問題が起こった時の

解決方法や対処方法など、その人の経験で

アドバイス内容はだいぶ変わってきます。

 

もしその人が異常に注意深くて悲観的で、

その人自身、色々な悩みを抱えている場合、

当然、あまり良いアドバイスは出来ないと思います。

なんだか暗くて感じ悪いものになるのでは?!

 

逆に、色々な不遇に見舞われて来たり、

沢山の失敗を重ねてきた人でも、

経験豊富だけでなく、色々な荒波を常に明るく上手に対処して、

今現在を幸せに過ごしている元気な人だったら

良いアドバイスが貰えて、より希望を持てるようになるかも

しれません。

 

なので、知識だけというよりは、

経験豊富な人の方が良い訳ですが、

経験が多いからと言っても、どんな役に立つ知恵を付けてきた人なのか?

という事で大きく差が出て来ると思います。

 

たとえ家庭や健康上の問題を抱えていても

明るく前向きに楽しんで、上手に生きている人。

額のあたりに影が差しているような人ではなく

見るからに幸せそうで明るく輝いている人の方が

良い鑑定士である可能性が高いのでは?!と思います。

 

逆に良い鑑定士になりたいのであれば、

勿論、知識は当然必要なものではあるけれど

いつも宿命を睨んでやテキストをひっくり返している人より

いかに自分の人生を幸せに過ごせるか?という事に

研究熱心になる事、実際にそれを実現して行く方が大事なのでは?

スイスイ自分の人生を生きる事が出来る様に尽力を注ぎたい。