自分らしい生き方を知る 算命学鑑定士 詠子のブログ

算命学に興味のある方、運勢や宿命という言葉が気になる方、自分の運勢や資質を知って活かしたい、という方向けに私が算命学の勉強から学んだ処世術を発信したいと思っています♡

親の介護を算命学的に見ると?!

算命学では、宿命天中殺を持っている方、

なかなか親との縁が薄かったリで、自立する年になったら

親元から離れた方がお互いの運勢が悪くならない、とか

いつまでも一緒に暮らしていると、どこかに禍が出て来る、

親の跡を継ぐと誰かの運勢が落ちる、

宿命を消化していない事になる、、、等という事があります。

 

結婚してから親と同居など、宿命中殺を持っている人は

避けた方が良いのですが、でも、親が介護を必要になったり

した場合は、親と住んでも良くなったりします。

むしろ、援助を必要としている親を助けない事は

逆に運勢が悪くなる、と言われています。

 

先日、仏教の介護について書かれている本を読みました。

それにもやはり、同じような事が書かれていました。

 

自分を産み育ててくれたのは親。生まれてから自立するまで

ご飯や衣服、食べさせてくれたり着替えさせてくれたり、

特に生まれてからの何年間は、24時間、

自分の時間や睡眠を惜しんで面倒を見てくれたのは親。

その親が介護など生活の上で介助が必要になった時、

その恩を返すのは子供として当然の事。

 

過干渉や酷く厳しかった親など、

自分の理想の親ではなかった場合も、

子供に不幸になって欲しいとは思っていた訳ではなく、

その人のその時の能力で精一杯、子育てに励んだはず。

でも介護が必要になった親を持つ頃には、

もう充分自分も、その頃の親の年を越えた

良い年の大人になっているので

いつまでも自分の主張で文句を言うのではなく

して貰わなかった事よりもしてもらった事に

感謝をした方が良い、そうな。

 

兄弟で誰が見るのか?みられる人がみれば良い?という話では

兄弟は皆同じように、小さい時にお世話になったのだから

相談し合ってみんなで協力すべきだとも書いてありました。

 

仕事の関係や距離の関係でみれない場合もあるけれど、

相談し合って、何かお互い助け合う事は出来る。

 

また、介護をする、病人の面倒をみる、という事は

困っている人を助ける訳で、仏教的に?人道的に?

とても尊い行い。

仕事が忙しいからといって、その仕事を優先したところで

お金を沢山稼いだところで、その稼いだお金や地位は

死んだら持っていけないもの。

でも困っている人を助けたという行為は、徳として

あの世や来世に持っていけるそうです。

実は、面倒を見てもらった親に出来る最高の恩返し。

この世での借りがツーペイになる!?

そして、何より、助けた本人の心の栄養になると思う。

 

実際問題、親の介護を苦労しながらも頑張っている姿を

その人の子供が見ていたら、

「私も親が介護が必要になったらちゃんとみよう」

という気持ちになるので、もし自分に介護が必要になったら、

そう遠からず、その徳が返ってくるかもしれません。

逆に、「面倒だから」とか「小さい時可愛がってもらえなかったから」

などという理由で、介護が必要な親をぞんざいに扱っているのを

自分の子供がみていたら、かなり高い可能性で自分も

同じような扱いを受ける事になると思います。

 

算命学でも同じ見解。

どんな占いでも宗教でも、困っている人を放って置いて良い、

なんて言っている事はありえません。そんなのあったら偽物。

皆、この地球上にいる限り助け合わないと生きていけない。

困っている人を助ける事より、見て見ぬふりして

自分の保身を大切にしているとしたら、

そんなの、もし神様がみていたら、

その人を応援したくなるでしょうか?!

なる訳ないじゃん!

 

介護は当事者しか知りえない辛さがあります。

周りに協力者がいない時など、その孤独さや、

決して明るい展開にはならない結末がいずれやって来る、、、

でも長いトンネルの様に、いつやって来るのか分からない、、、

という苦悩がてんこ盛りの本当に辛いものだと思います。

 

でもトンネルを抜ける時が必ず来ます。

介護をしている間は、自分の為の時間が割かれるわけで、

一時、運勢が落ちているような気がするかもしれないけれど、

必ずそれは徳として、美しい形で戻ってきます。

だから、もし親の介護に気後れしている人がいたら、

迷わず、なるべく早く手伝って欲しい。

なぜなら、それがその人にとって

とても運勢を良くする徳積みになるのだから。