自分らしい生き方を知る 算命学鑑定士 詠子のブログ

算命学に興味のある方、運勢や宿命という言葉が気になる方、自分の運勢や資質を知って活かしたい、という方向けに私が算命学の勉強から学んだ処世術を発信したいと思っています♡

星が中殺されている

鑑定などではなかなかそこまで触れるところのない星の中殺。

宿命中殺をお持ちの人は人体図で持っている星が中殺されていたり、

後天運で天中殺が周って来ていたりすると、

普段はそうでなくても、中殺している星を持つことになります。

 

鑑定などでは、普通、中殺されていない意味だけを

お伝えするのに留まるのですが、

どうもその星が上手に使えていなかったり、

何かおかしい?思い通りに自分の行動が結果に結びつかない、、、

なんて場合は、星が中殺されている可能性が高いです。

 

例えば玉堂星。もともと智恵の星でこの星を持っている人は

多面的に物事をとらえることが出来て観察力に優れていたり、

智恵を使う事が得意です。

でも、この星が中殺されていると、

大事な局面で突然、頭の中が真っ白になってしまったり、

どうでも良い事を覚えているのに、肝心な事を覚えていなかったり

非常識な事を信じ込んでしまったり、、、

兎に角、智恵が思い通りに扱えないのです。

 

星の陰転という言葉もあって、星が持つ特徴の裏の面が

際立ってしまう、という事が誰にでもあるのですが、

星の中殺は、陰転とは違った意味が出てきます。

 

もし自分の持っている星が中殺されていたら

思い通り使えない、、、と思っていて良いかもしれません。

 

ではどうしたら、上手く自分の星と付き合えるか?というと!?

 

意識しないで使うと良いようです。

頑張って使おうとしたり、なんとか生かそう!なんて

思わない方が上手く行くみたい。

 

サイコロと同じような感じで、どんな数が出て来るか分からない!

ので、あんまり期待を膨らまして

使おうとすると、思った通りの数字が出て来なくて

がっかりしてしまうのですが、

ある時突然、ジャックポット!の様に期待以上の結果が

バーン!と出る可能性も!?

 

何事においても、中殺されてしまうと

夢の中のような、水の中のような、

掴みたいものも掴めない、スルッと指の間から

抜けて行ってしまう様な感じなのですが、

何事にも必死にならないで客観的に俯瞰して

物事に対処していると、案外その性質を

楽しめるのではないかと思います。

 

中殺に限らず、どんな場合においてもいえる事かも

しれないけれど、期待が大きすぎると、

妄想の域に入ってしまうので、自分のガッカリ度も大きくなります。

 

例えば、親との関係だったり子供やパートナーとの関係でも

「このくらいはしてくれるだろうから、自分はこうしよう」

「こういう風にするときっとみんな喜んでくれるから、頑張ってやってみよう」

とか、モチベーションは素晴らしくても、自分の主観で

計画を立てたりすると、誰も自分の期待通りの反応を見せてくれることもなく、

とんでもなくガッカリしたり、頭に来たりする事があると思います。

 

そして、中殺された星を持っている人は、

その経験が、そうでない人よりも頻繁に訪れる可能性があるので、

何事にもリラックスして臨んだ方が上手く行くようです♡