自分らしい生き方を知る 算命学鑑定士 詠子のブログ

算命学に興味のある方、運勢や宿命という言葉が気になる方、自分の運勢や資質を知って活かしたい、という方向けに私が算命学の勉強から学んだ処世術を発信したいと思っています♡

親との関係

私はありがたい事に、親から暴力などは受けたり

親の喧嘩する姿を見ないで育つことが出来たのですが、

意外とたくさんの人が教育の一環として(そういう時代だったよね?)

親から暴力を受けていたり、

あとは、夫婦仲が良いんだか悪いんだか?いつも家庭で

怒号が飛び交っている環境で育てられているようです。

 

親からあまり愛情を感じられていなかったり、

親から受ける愛情が、自分の欲していたものと違っていた場合、

大人になってから、更に中年期過ぎてから、そして一生!?

親に対して感情的なわだかまりを持つことは当然だと思います。

 

でも仏教に言われる事は、親に感謝しなさいということ。

友人でやはり、小さい頃から酷い暴力を受けていた人がいるのですが、

親に感謝出来るとしたら、「殺さないでいてくれたこと」だと

言っていました。

それほど強烈なトラウマが残ってしまったという事なのでしょうが、

やはり親を好きになれない事というのはとても不幸であることの様です。

なぜなら、それは自分の基盤、DNAだったりを分けてくれたのが

親な訳で、その親を好きになれないという事は自分の土台を崩してしまう事と

一緒なのだとか。

「親が嫌い=自分が嫌い」ということになってしまうらしい。

 

有難い事に?不幸な事に?人はだれでも親は父親と母親、1人ずつ

しかいない訳で、親から見ても血を分けた子供は何人いたとしても

かけがえのない存在。一番愛着の持てる存在。

そこを愛情がないどころか、平穏な関係で居られない事は、

とても残念だと言わざるをえない、、、。

早くして親を亡くしてしまった人は、しょうがないけれど

もしまだご両親や片親が生きているのなら、

自分の存在を慈しむためにも親を大切にすると

自分の心に安らぎを持てるらしい。

 

私が小さい時、母親は私を叱る時にいつも

「親を嫌いになる人は絶対幸せにならない」と言っていたので、

親に怒られて悔しい気持ちと、親の言われた通り

「この人のせいで自分が幸せにならないのは悔しい」と復讐の意味で?

親を嫌いにならない様に、と自分に言い聞かせていました。

 

でも長い人生、子供時代に限らず、親と意見が食い違ったり、

自分の生きたい人生を否定されたりして衝突する事も起こります。

そして瞬間的に親と疎ましく思ったり、嫌悪感を持ったり

するのですが、それは、結果的には不幸な事。

なぜなら、前に言った通り、親を嫌いになる事は

自分の存在の基盤を嫌いになるのと一緒だから。

どんな時も、コミュニケーションを取って、

もし和解できなかったとしても

「それでも私は自分のやりたい事をするよ。

否定されても私はあなた(親)の事は嫌わないよ。」

と伝える事が大事なのかと思います。

家族との喧嘩は自分の幸せの為に極力避けるべき、、、。

 

でも親を好きになるなんて、到底無理、、、という人でも、

もし幸せな人生、つまり自分を好きでいたいなら

自分の心を成長させるしかないのかな?と思います。

どんな仕打ちを受けていたとしても、それを許して

同じ未熟な人間として認める、慈しむしかないのかな?と思います。

 

算命学でも、人体図に親の場所というのがあって、

そこに座っている星を消化する事などが自分の運勢を良くする事に

繋がったりするのですが、親を嫌っている、認められない、ということは

その部分の星の消化が上手に出来ない事、つまり

自分の能力の一部を生かせない事だと思います。

 

もし算命学を勉強しているなら、自分の宿命に隠されている

メッセージをヒントにしながら、自分の運勢を生かしていけると

良いのかな?と思います。