自分らしい生き方を知る 算命学鑑定士 詠子のブログ

算命学に興味のある方、運勢や宿命という言葉が気になる方、自分の運勢や資質を知って活かしたい、という方向けに私が算命学の勉強から学んだ処世術を発信したいと思っています♡

算命学は運勢を良くするためのものではない!?

もちろん、運勢を良くするために算命学を学ぶのだけれど、

運勢を良くするってナニ!?

 

嫌な事や不本意な事を避ける事?

社会的、経済的に成功する事?

幸福感にいつも満たされる事?

良い友人に囲まれたり、心地よい環境を作る事?

思いのままの人生を送る事?

、、、他にたくさんあると思うけれど、

残念ながら、そんなただただ心地好いだけの人生なんてある訳ない。

 

人間である限り、算命学が言う様に、人間が

自然から生まれた、自然の一部である限り、

晴れの日もあれば、雨の日も、暴風雨の日も

寒い日も暑い日もあるはず。

心地よく過ごせる日、思いきり楽しく過ごせる日もあれば、

思い通りに動けない我慢の日だってあるはず。

 

算命学だけじゃない、他の運勢学を学んで、

幸せになれるなんて、ただのうたい文句。

勉強すればするほど、

人生って何なのか?って分かれば分かるほど、

人生の美しさや豊かさも分かると同時に、

同じくらいの残酷さや、無情、非情さを学ぶことになる。

 

一般的な人が考えるところの「幸せになる」ことと

運勢学を学ぶことは、私は直接は関係ないと思う。

 

じゃあ、なんで運勢学を学ぶかというと、

それはどんな事が起こっても、生き抜いて

生きる喜びを見出すための方法を見つけるため。

色々な経験から、人生の美しさを学ぶためなのでは!?

 

全ての禍を避けて通る方法を学ぶのではなくて

その禍にどう準備するか、対処するか、

どんな選択をして、それに罪悪感を持たずに

生きていくための自分の強さに変えて行くか?

という事だと思います。

 

楽して成功しようなんて、

そんなつまらない人生ってない。

卑近な例で言うと、

電子レンジでお餅を膨らますのと一緒。美味しくない。

炭火で何度も返しながらじっくり焼くのが美味しい。

(好みに拠るのかな?かえって分かりづらい?)

 

どんな経験をする事になっても、

どんな境遇に陥ったとしても、

自分を大切にして、好きになって、

もっと強くなって、人も大切にしたり好きになれるように

自分を大きな器に育てて行くのが生きる事なんじゃないの?

って思う。

 

算命学や運勢学は一つのツール。

なぜ?を解き明かすにはとても役に立つけれど、

そこからどんな人生を送っていくか決めるのは、

その人の気力や知性や精神力。

 

知識はとても優秀な武器や防具になるので

学ぶことに越したことはないけれど、

それに頼ったら、自分自身は鍛えられないのでは!?

いつも机の前で運勢学を勉強したり、思い悩むより、

運動したり、小さな決断を沢山して行動して、少しずつ

自分を強くしていく事の方がよっぽど意味がある。

 

運勢学を学ぶなら、楽する事や棚ぼたを期待するのではなく

そこから自分に合った生き方、

自分の鍛え方や大切にする方法を学んだ方が良い。