自分らしい生き方を知る 算命学鑑定士 詠子のブログ

算命学に興味のある方、運勢や宿命という言葉が気になる方、自分の運勢や資質を知って活かしたい、という方向けに私が算命学の勉強から学んだ処世術を発信したいと思っています♡

時間と圧力のはなし

算命学では10年ごとの大運というのがあって、

誰でも10年ごとに運勢が変わっていきます。

楽しい10年なのか、苦労の10年なのか、

それが何10年ずつ続くのか、いつ来るのか?

それはその人の宿命、それぞれ。

 

幼い、若いうちに良い時期を迎えて、中年期以降に

大変な時期を過ごす人もいれば、

幼少期はとても苦労したけれど、年を重ねるにつれ

楽で楽しい人生になって行く人もいるし、

さほどのアップダウンは無かったのに、

人生の後半で、ドンと落ちたり、上がったり、

なんて運勢の人もいる訳です。

 

誰にでも良い時期と悪い時期があり、それが短期間なのか、長期間なのか?

楽しい時期がずーっと暫く続いている人だったら

苦労をしている人を「大変ね」と同情しながらも

自分の人生を楽しむかもしれないし。

大変な時期を送っている人は、そんなハッピーな人を横目に、

出口の見えない長~いトンネルを、苦しみながら進んで

実は出口さえないんじゃないか?なんて思って絶望したり、

運勢の良い人を羨ましく感じてしまったり、

は自分よりも大変(そう)な人生を送っている人を

助けたいと尽力することもある訳です。

 

良い時期も悪い時期もタイミングや長さはそれぞれだけれど、

誰にでも必ず周って来るもの。

悪い時期に慣れていれば、大きなインパクトが来ても耐えられるけれど

良い時期ばかりをずっと過ごしていると、竹の節の話じゃないけれど

強風で折れてしまう事もあるわけで、何が良いのか悪いのかは

分からない。

 

大変な状況に耐えられるだけの持久力は人それぞれだと思うけれど、

それが短期であろうと長期であろうと、

あまり人生が過酷になると、「なんで生きているんだろう?」

なんて思う事もあるかもしれない。

 

なんで頑張っているのに自分だけこんな目に合うんだろう?

とか、大して努力もしていない人だっているのに

なぜ自分だけ報われないんだろう?とか。

どうして自分の人生はイケてないんだろう?

きっと生まれ持った宿命のせいなんじゃないだろうか!?と

親や、前世やカルマのせいにしてみたり。

 

リック・ウォレンさんというアメリカの牧師さんの言葉で、

「神様は、芋虫を蝶に、砂粒を真珠に、炭をダイヤモンドに、

時間とプレッシャー(圧力)を使って変える。

あなたの為にも同じようにしているはず。」

という様なのがありました。

 

この言葉を見て、どんなに大変な時期を過ごすことになっても、

そこに意味を持たせたいわけじゃないけれど、

多分それは、自分がより良い、もしかしたら月とスッポンくらい

差の大きい、素晴らしい人?になる過程で必要な物かもしれない?

 

だったら、さなぎのまま干からびたり、小粒の真珠や

人口ダイヤモンドじゃなくて、

周りがビックリするほどの変容を遂げた方が

人生楽しんじゃないのかな?

いつ終わるか分からないけど、心臓が動いている限り

生きているのだから、有意義に自分を信じて過ごした方が良い。

 

算命学の宿命はよく植物に例えられるのだけれど、

人生で花を咲かせる時期って必ずあるようです。

悪い考え方や生き方もあるけれど、

自分自身を信じて、自分の生き方や人生を大切にして

生きて行く方が、数倍楽しい良い生き方になるのでは!?

 

絶望していても、楽観視していても

神様の時間は過ぎて行くので、時期が来て

羽化する時、貝を開く時、地面を掘り起こす時、

その瞬間まではどんな風に出来上がっているか分からないけれど

周りがビックリするくらいの蝶に、真珠に、ダイヤモンドに

誰でもなれるのでは?!