自分らしい生き方を知る 算命学鑑定士 詠子のブログ

算命学に興味のある方、運勢や宿命という言葉が気になる方、自分の運勢や資質を知って活かしたい、という方向けに私が算命学の勉強から学んだ処世術を発信したいと思っています♡

激昂する人

先日、庭に放していたワンコが秋の澄み切った空の下、

ワンワン、ワンワン、ワンワンワンワン、

そしてそのうちギャンギャン吠えたてるので、

様子を見にお庭に出てみると、時すでに遅く、

ご近所の若い兄ちゃんがすごい形相で

「犬に無駄吠えさせるな!」と

苦情を言いに門の外に立っていました。

 

大声で怒鳴っていて怖かったので

門越しに話していましたが、

攻撃的ではなかったし、悪いのはこちらなので

門から出て謝ったのですが、

なかなか怒りが収まらず、

「吠えたてているのはそちらじゃないか」と思うくらい

ずっと「無駄吠えさせてんじゃねーよ」と怒鳴っていました。

 

「すみませんでした、以後気を付けます」

と何度も謝ったのだけれど、

「すみませんじゃねぇんだよ」と、状況が変わらず、

こちらもどうして良いのか分からないので、

こんな時は!と

師匠の魔法の言葉をお借りして、

「わざわざ注意しに来てくれて

くれてありがとうございます」と

何度か言ったら、怒りが少し収まったのか、

トーンダウンして、帰って行きました。

 

悪いのはこちらなので怒らせておいて

こんな事を書くのは不謹慎かもしれませんが。

そんなに怒らなくても普通に話せば良いのに?と

思うけれど、怒っている人はそれどころではないのです。

 

人体図を見ると、怒りっぽい人かどうか

一瞬で分かります。

知能が高く表現力のある人が該当するのですが、顔にでるタイプの人と出ないでニコニコしながらも心でフツフツとするタイプの人、

両方該当する人などがいます。

 

ローマ時代の哲学者によると、怒りとは、

「不正に対して復讐する事への欲望」

「害を加えたか、害を加えようと欲した者を

害する事への心の激動」だそうです。

 

とにかく、自分が害されたとか、

人が自分を害そうとしている、と思うと、

仕返しをしてやろう!思うのが「怒り」のようです。

 

小林正観さんは、著書に「どんなに正しくても

怒った時点で100%間違っている」

斎藤一人さんは「怒るやつはバカだ」と

言ってたかどうかよく覚えていませんが、

怒るという事は、古代ギリシャの哲学者によると、

相手を「害したい」という欲望らしい。

 

怒りっぽい人も世の中には沢山いて、

感情的に怒るのは簡単だけれど、

「人を害したい」っていう感情は

かなり強い衝動の様に感じます。

 

命の危険とか、取り返しのつかない事など、

大きな失敗を犯そうとしている場合に、

強く叱ったりするのは分かるけれど、

大したことのないミスや自分が気に入らないからと、

感情のままに怒る事は、時にとても人の心を

傷つけることになります。

もしそこに暴力などが加われば尚更、

小さい子だったらトラウマになりかねません。

 

もし自分の怒りを他人にぶつけ続けていると、

ブーメランの法則で、いずれ周り周って、

人に怒られる立場になるとか、

病気とか、事故とか、孤独感や後悔による精神異常など、

もっと酷い形で自分に返ってくるかもしれません!?

 

なので怒りっぽい人は自分で解消方法などを考えて
他人に怒りを向けない工夫をしてみてください。

 

激しい運動をするとか、

サンドバッグを買って打ちまくるとか、

カラオケに行って大声で歌う、

激しい曲をピアノでガンガン弾く、

打楽器をガンガン叩く、

パン生地を思いっきり叩きつけて捏ねる、

水回りの汚れを徹底的に綺麗にする、

箪笥をひっくり返して断捨離するとか、

窓をピカピカに拭きまくる、など。

 

もしポジティブな方法で上手に発散できる様になれば、

人を傷つける事なく、逆に自分の事が好きになり

運勢も上がると思います!