自分らしい生き方を知る 算命学鑑定士 詠子のブログ

算命学に興味のある方、運勢や宿命という言葉が気になる方、自分の運勢や資質を知って活かしたい、という方向けに私が算命学の勉強から学んだ処世術を発信したいと思っています♡

自分中心で動いてる?

算命学では人間関係を方向で示したりします。

 

まず、自分が中心。

そして北の上方は親や上司。

南の下方は子供や部下。

東は友人、兄弟の場所

西は配偶者の場所、と決まっています。

 

人間は自分を中心として動いていて

(自己中心的になるという意味ではありません)

何事にも自分が中心になって、考えて行動していく。

周りから色々な影響を受けて、思考や行動が

自分の思い通りではない場合もあるかもしれないけれど、

基本、自分の行動は自分で決めるもの。

自分が中心でないと、物事は動き出さないらしい。

「人間は誰でも自分が中心で動いている」と理解すべきだと

算命学では教えています。

 

「自分中心」というと身勝手なイメージがあるけれど、

自分が中心という事は、他の誰にでも当てはまるので、

世の中全ての人も、自分が中心で動いています。

なので、その事を理解していれば、

逆に自分勝手になりにくい、、、とも言っています。

 

さて、場所とそこに座る人との意味について。

上下、左右に親、子供、友人や配偶者がいます。

 

まず親は北。上の場所。

これは自分より上、という事なので自分の目上にあたる人、

立場が上の人がきます。

 

そして向かって右側の東方。

友人や兄弟、同僚などが座ります。

左側の西方は配偶者、パートナーなど。

東と西は、自分と同じレベルにいるので、上下関係はありません。

 

南は子供や部下の場所。

自分より目下、ということで立場や役職が下の人が座ります。

 

それで何なの?という話なのだけれど、

方向にはそれぞれ、五本能という

人間が生きていく上で必要な本能が配列されています。

 

五本能というのは防御、伝達、魅力、攻撃、知恵という五つで

毎日の生活で、全ての本能を使っているのですが、

それぞれの場所にそれぞれの本能、そして人がいるので

それぞれの本能の使い方が分かってきます。

 

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例えば、東の兄弟、友人。

ここは自分と同等で防御の場所。

生き残っていくために、自分を守る必要があるのですが

実は自分を守ってくれるのは、兄弟や友人。

しっかりした兄弟や友人がいるという事は

自分は守備が高いという事!

 

そして西の配偶者の場所。

配偶者は夫が上とか、収入がある方が上とか、

態度がデカい方が上とかいろいろあるかもしれないけれど、

基本、どちらが偉い、という事なく同等と考えます。

本能では攻撃の場所。現代社会で攻撃というのは仕事を意味します。

社会で成功していくには、この攻撃本能が必要。

そこに座っているのは配偶者なので、

配偶者を使って、または片腕になってもらい、

攻撃する=社会的な地位を得るという感じ?

 

北方は親や目上の場所で、本能は知恵。

親や上司から、色々教えてもらって知恵を付けていきます。

なので、親や上司は尊敬できるような人でないと

自分の本能がしっくりきません。

本能がしっくりこないと自分がつらくなるので、

親に感謝したり、尊敬する事で自分が生きやすくなります。

 

それから南は子供や部下がいて、彼らには自分が色々教える立場。

伝える立場。本能も伝達といって、自分から色々継承していく

ための人が座ります。

 

そして中心の自分。自分の本能は魅力。

魅力というのは、外見だけでなく、この全ての本能を

駆使していないと、魅力になりません。

 

素晴らしい親や師、上司から、知恵を授かって、

一緒に側で支えてくれる友人がいて、

自分が上の立場となって教える事が出来る継承者がいて

仕事なのかプライベートなのか分からないけれど、

社会的な成功に携わってくれるパートナーがいて、、、

そして自分が中心となって動く。

自分の魅力が輝く。

 

人間は一人では生きれないので、自分一人で頑張っても

何もなしえる事ができません。

自分中心で動くというのは、誰かから教えられ、守られて、

自分も教えて、刺激したり、優しくしたり、、、と

周囲の人とのバランスで動くということ。

周りの人や本能を使えて初めて、自分中心に動くことが出来る?!

 

親や上司を馬鹿にして、友人を蹴落とし、継承者の面倒も見ず

パートナーを大事にしていない場合、

本能が上手に使えていない事を意味するので、

どんなに一人で頑張ってみても、

たとえ瞬間的に良いと感じても、

長続きしないし、良い人生にはならないようです。

 

自分中心というのは、自分を中心に動きやすくするために、

周りの人を駆使してどう付き合っていくか?という事。

 

身の回りの人の役割を算命学的に解釈して

その人たちとの関わり方について、

ゆっくり考えてみるのも面白いかもしれません。