自分らしい生き方を知る 算命学鑑定士 詠子のブログ

算命学に興味のある方、運勢や宿命という言葉が気になる方、自分の運勢や資質を知って活かしたい、という方向けに私が算命学の勉強から学んだ処世術を発信したいと思っています♡

鑑定で嫌な事を言われたらどうする ~ その2

こちらからの続き。

自分の希望通りの鑑定結果ではなかった場合の受け止め方。

 

慎重で賢明な人は、危ない橋は渡らないけれど、

中には、多少危なくても渡ってしまえ!という人もいます。

 

どんな鑑定であっても、その人の運勢が上がっている時は

何の問題もない。

運勢が良い時の宿命を見て鑑定するのはとても簡単。

色々アドバイスをしてそれを利用するかしないか分からないけど、

飛躍できるチャンスを逃す可能性はあっても

自分の運勢が大きく下がったりする様な大きな問題は出ない。

 

問題が出るのは、運勢が下がっている時。

そして中でも気を付けなければいけないのは、

これから運勢が下がる!という時。

絶対ジャンプしてはいけない時期。

でも今まで調子が良かったから更に飛躍したいのが人の常。

 

なので、ジャンプしない方が良い、と言っても

そんな事を聞きたい人って多分、一人もいないと思う。

「これから運勢が下がりますよ」なんて聞きたくもないだろうし

こちらだって言いたくもない。

 

でももし、何か大きく始めてしまって、その後、

運勢が下がり始めたらどうなるのか?

 

運勢が下がると、思い通り物事が動かなくなるので、

自分の性格の短所が出やすくなったり、勘違いが起こったり、

余計に頑なになってしまったり、周りを恨んだりする可能性

なんかも出てきてしまう。

そうすると、自分を見失い、周囲の人の信用や協力も失い、

結果、希望通りの人生を失う可能性だって出てきます。

 

これから大波が来るので、海に出ない方が良いよ~!

もう出ちゃったなら、船が転覆するかもしれないから戻ってきて~!

と言われて、そこで「ハッ」と舵取り出来る行動力があって

思いきりの良い人って、なかなかいない。

かなりの上格!?

 

既に少しでも何か準備を始めてしまっている場合、

「そうは言うけれど、大丈夫でしょう!? 今更なので、

ダメだったら、引き返そう!」って感じで

安易に航海を続けてしまいます。

 

それで、大波を受けて転覆しそうになったり、

船が壊れているのに気付かずにいつの間にやら水浸しで、

船体が傾いて運勢が下降しているような状況になってしまっている場合、

または、風に乗ってかな~り遠くまで良い感じで航海できて、、、

というか、流されてしまった場合、

あれこれ言ったところで、どうこうしようとしたところでもう遅い!?

 

命を守るために全てを捨てて海に飛び込んで!!

と言っても、その危機的な状況を把握できる人は少なく、、、

だって、誰もが「自分の運勢は良い」と、信じるいる方が

惰性でいられるので楽。

実際、捨て身になって、全てを捨てて海に飛び込む様な覚悟が

出来る冷静な人ってそうそういない。

 

という事で、鑑定を受ける時は、良い事だけではない、

悪いことだって言われる可能性はある。

 

でもそれは、その人の人生を長いスパンで見て、

簡単ではないかもしれないけれど、

今回を見送った方がより良い人生を送れるというアドバイス

 

たとえ鑑定の結果が、自分の希望に沿うものでなかったとしても

それを参考にするのか、しないのか?というのは

宿命や運勢は関係なく、その人の生き方によるところが大きい。

 

人生に於ける大きな決断はその人のその後の人生だけでなく、

家族や親しい友人など、色々な人に関係してくるかもしれない

大事な事。

 

成功すれば一緒に喜んでくれると思うけど、もし失敗すれば

一緒に悲しんだり、落ち込んだり、迷惑をかける事になったりもする。

なので、大きく動く時は、是非、慎重に時期を見極めて欲しい。

たとえ納得のいかない結果でも、感情で処理しない方が無難。

 

自分の思い付きで何となく始める事についての鑑定で、

ただの縁起担ぎだったら、神社でおみくじを引くので充分!?

 

*決して「おみくじ」を馬鹿にしたり、軽く見ている訳ではありません。