自分らしい生き方を知る 算命学鑑定士 詠子のブログ

算命学に興味のある方、運勢や宿命という言葉が気になる方、自分の運勢や資質を知って活かしたい、という方向けに私が算命学の勉強から学んだ処世術を発信したいと思っています♡

神様っているの?

算命学では、もともと気の学問なので見えない世界を

扱っているため、見えない世界の事を肯定しています。

 

先祖や家系の因縁や、自分が意図したことはどのように具現化するのか?

生き方を通じてどのように運勢が変わって来るのかを

学ぶことが出来る。

 

そこには宗教的な意味はなく、道徳的な意味もなく、

あるのは自然の法則と、人間の感情や五徳(福・寿・財・官・印)や

五本能(守備・伝達・魅力・名誉・習得)の因果関係から

自然の一部である人間として、どの様に生きると生きやすいか?

という事実があるだけ。

 

小さい時に甘やかされて、財運にも恵まれたら運勢が伸びる人や

逆にダメになる人。

小さい時から金銭的や精神的に苦労して運勢が伸びる人、伸びない人。

いつも色々な人に助けられるラッキーな人や

どれだけ頑張っても、苦労を強いられるアンラッキーな人。

 

色々な運勢の人がいて、それは生まれた日を基本に、家系の因縁や

家族関係、育った環境、生き方などで差が出て来る。

運勢が良い人はラッキーと思われるし、算命学でも「上格」とか呼ばれて

そうでない人は、アンラッキーと思われて「下格」なんて呼ばれてしまう。

 

他人と比べると、どちらが良いとか、悪いとか、甲乙付けてしまったり

上格だの下格だの評価されてしまうけれど、

生きていく事は毎日淡々と目の前の事をこなして行くだけ。

自分がやるべきことをするだけなので、

他人と比較しなければ、自分の運勢が良いか悪いか、

上格か下格かなんて感じることすらないはず。

 

でも人って、他人との比較でしか自分を理解する事が出来ない場合もあるので

上手く行く人がいる一方で、上手く行っていない人がいると

不公平だと思ってしまう。

 

もともと生かされている喜びを感じて神様を感じる人もいるかもしれないけれど、

何か上手く行っていなかったり、辛い事があって神様や見えない力に

初めて興味を持つ人も沢山いると思う。

 

「困った時の神頼み」なんて、普段、宗教を気にしていない人でも

神様や見えない力にすがる人は大勢いる訳で、

なにかとてつもなく不条理な事が起きると「神様なんていない」とか

普段意識もしていないくせに思ったりする人も。

 

神様っていうと、何か願いを叶えてくれるたり、困った時に助けてもらう

イメージが強い気がするけれど、

そういう事をしてくれる存在は、もっと別の物の様な気がする・・・。

昔、ドリフで志村けんがやっていた「とんでもねぇ、私は神様だよ」的な!?

 参考まで、、、ドリフ 神様コント - YouTube

 酷い場合は、コレ みたいな。

 

神様がいるかどうかは、誰も証明できる事ではないので

分からないけど、自然や動植物を見ていると、生きているものには全て

自然の力や法則が多少なりとも関わっている様に思えます。

 

それが、神様的な存在なのかどうか分からないけれど

人間が息を吸う動作一つも、何かしらの力が筋肉に伝わって動くわけで。

まあ、脳から筋肉に電気的なもので伝達されるんだろうけれど、

何かが動く、体内を微量な電気が走って指令を出してどこかしら動いて

生きているという事は、そこに何かしらの力が産み出されたり、

働いているはず。そしてその源になっている存在は絶対あると思う。

 蛇口をひねれば、蛇口の向こうまでお水が通っているなら

ジャーッとお水が流れだすけれど、そもそも何もなかったら

蛇口をひねっても何も出てこないはず。

何かしらの動きがあるという事は、何かしらの原動力があるので

それって、きっと自然の源になっている存在?エネルギー?があるのだと思う。

 

それは誰がどんな事をしているのかを見張っている存在ではなくて

全ての力の源になっていて、力を生み出しているもの、

と私は解釈しています。

 

算命学は、その生命に流れる力の法則を学ぶためのもの。

その自然の法則を見て、どう生きればそのエネルギーの

流れに法則に上手く乗れるのか?という事を考える学問。

 

サラサラと穏やかに流れている小川を行くのか、

高低差のある激流を行くのか、ゆったりとした大河を流れるのか

近くにどんな川が流れているか(生まれた環境)で

どんな人生を歩むのか変わって来る。

 

もし自分の宿命に合った生き方が出来る環境で生まれれば

大きな成功をするしないに関わらず、生きやすいし、

全く自分の宿命にそぐわない規模の川に流されれば、

宿命が生かされず、苦労するはず。

 

大きな企業で沢山の駒の一つになって活躍する人と、

小さな会社でイキイキと働く人。

職人の様に独立独歩で一つの事をやり続ける人。

営業や人気商売で沢山の人と関わりながら運勢が伸びる人。

 

それぞれの宿命を生かせるそれぞれの環境。

 

小さい時の環境は、親によるところが大きいので、

なかなかコントロール出来ないけれど、

大きくなれば自分で自分の生きる道?川?を選ぶことが出来る。

そこでどんな川を選んでどう生きるか、流されていくのかは、自分次第。

 

神様を頼るのも精神的な安定が得られて良いかもしれないけれど、

志村けんが演じる神様みたいな存在?もいるかもしれないので、

頼りすぎたり、契約を交わす様なものは危険。

 

頼ったところで、自然の流れには逆らえないので、

もし流れに逆らえば、因果応報。必ずどこかで禍が出る。

 

なので最後は自己責任。

生きていくのは自己責任!

他人や環境のせいにする暇があったら、自分で選んで行動すればいい。

 

どんな流れが自分に向いているのかを見るのが算命学。

そして、どんな流れにも対応できるようにするためには、

自分の心の強さを鍛えなければいけないので、

そこは自分の努力次第。

 

大きな自然の源から、自分に分け与えられた力が無くなるまで、

何が起きても、あれこれ文句をいったり腐ったりせず、

すぐ横で一緒に流されている人と助け合ったり、協力したりして、

自分が精一杯楽しく過ごせるように気持ちを整理しながら、

好きな様に生きていくしかないんじゃないの~?って思う。