自分らしい生き方を知る 算命学鑑定士 詠子のブログ

算命学に興味のある方、運勢や宿命という言葉が気になる方、自分の運勢や資質を知って活かしたい、という方向けに私が算命学の勉強から学んだ処世術を発信したいと思っています♡

正統な跡継ぎの星

古いお家を継いでいる人や、

自分で起業されているなど、個人経営の方には気になる「跡継ぎ問題」。

 

人体図に出ている星から、この方は跡継ぎに向いていると

分かる星があります。

墓守りの星と呼ばれていて、この星を持っていると

自分の家や嫁ぎ先の家を継いでいく事が宿命通り。

生きやすくなるようです。

 

この星、長男や長女が持つ場合もありますが、

次女や次男以下が持つ場合もあります。

そんな場合、ご長男さんが遠くに就職してしまったり、

若くしてお亡くなりになってしまっていたり、

他家に嫁ぐ、婿養子に入っている、なんて事例も少なくないようです。

 

次男さんで、この星を持っている知り合いの方。

ずっと実家の近くに住んでいるのだけれど、長男が既に跡を継いでいます。

でも実質、長男さんは跡継ぎ的な事を全くせず、

お墓参りや家系が所有する土地などのお世話をしているのは

この次男さん。正式には跡を継いでいなくても、

ご家族の方は、実質、跡を継いでいるような状態だ、と言っていました。

 

他にも県内で代々、比較的大きな建設業を営んでいる方。

次男さんなのですが、長男さんは建築家として外に出てしまい、

その後も戻って来ることは無く、家業も傾いて来てしまったのに

後継者が見つからないので、都内でサラリーマンをしていた次男さんが

Uターンで跡を継ぐことになったそうです。

次男さん、墓守りの星を持っているので結果、宿命通りの生き方に。

 

この星を持っていると、自分の家系になんとなく責任を感じていたり、

自分が面倒を見なければ!と思っている方が多い様な気がします。

 

また、同じ場所でジッと家を守る、という役割を

担っている宿命なので、腰の重い方もしばしば。

家をなかなか離れず、一度遠く離れても

近くに戻って来ることも。

 

この星を持っている、3人兄弟の次男にあたる友人がいます。

お兄さんは父親が創業した大きな会社を継いで、

実家の近くに家を建てて住んでおり、

妹さんも家庭を持って割と近くに住んでいます。

 

彼は、まだ未婚なのですが、ご両親が亡くなり、

そのまま実家を相続して悠々自適に暮らしています。

かなり見た目はフットワークが軽いのだけれど、

「腰が重い事ないですか?決めてもなかなか動き出せないような?!」

「ここぞという時に、お尻に根が生えて動けないような?!」

と聞いて見たら、「うん、分かる。」と笑っていました。

 

また、女姉妹の長女さん。

結婚されてご夫婦で同じ職場で働いています。

個人経営の親御さんの職業を継いで、

お婿さんではないけれど遠方から来た、やはりこの星を持つ

旦那さんと一緒に、家業の経営に携わっています。

 

またこの星を持つ方の性質として、正統な家系の後継者となるので、

筋を通すことが得意。筋の通らない事を嫌うようです。

 

そんな跡継ぎの役目を持っている星を持っている人は、

家業を継ぐなり、家系に残って家を継ぐと

宿命通りに生きる事ができて、また、

家系から守られることになるので

何か困った時に、ご先祖様から助けてもらえるそうです。

 

お子さんが何人かいる方は、長男だから、第一子だからと

役目を押し付けず、それぞれの宿命を見て、

その特徴を最大限生かせるように

将来を考えてみるのも良いかもしれない。

 

逆に家を出なければいけない人、という宿命もあるので、

もし家を出なければいけない人が継いでしまい、

継ぐ運勢にある人が出て行ってしまうと、

家系やお子さんたちの運勢も伸びなくなってしまいます。

 

もしこの星を持っているお子さんがいるのなら、

家を継がせることを考えて、

「あなたは家系を守っていく人なのよ~」

「遠くの学校へ行っても、戻ってらっしゃいね~!」と

小さい頃から刷り込んで、家系も本人もご先祖様から

運勢が守られる生き方を導いてあげるのも良いかもしれません。