昨日友人に誘われてご飯を食べながら、近況報告やら今後の方向性?
などについて話しました。
そこで「何をしている時が一番幸せ?」と聞かれて
咄嗟に答えられず、「イチバン幸せ」って何だっけ?と思ってしまった。
一応、ここ数年は算命学バカになっているので、「算命学を勉強している時」と
言ったのだけれど、違和感が残ったので暫く考えていました。
算命学では財運や名誉運、健康運などが分かるのだけれど、その中に福運
というのもあります。
いつ幸福に感じるのか?どのくらい幸福を感じられるか?というのを
時期を見て読み取る事ができる。
この方は若い時にとても幸せだったんだな~、とか
若い時は幸福度は低かったけれど、晩年になって凄く上がっているな~、とか
この年代の時に、ガクッと落ちている?何が起こるんだろう?とか。
算命学で「幸福」とは、成功とか大儲けするという事ではありません。
「幸せ」は心で感じるものであって何か現実的な目に見えるものでは
当然計れないし、心の姿なので捉えにくい!
財運が絶好調でも、福運が低ければ、どんなに財を得ても幸せだと感じられない。
じゃあ、算命学で「幸福」ってナニ?というと、、、
「幸福」とは人との間から得られるものだと、言っています。
一番卑近なところで家族。家族との相性が良くて家族といると幸せな場合、
幸福度が高いと言える。そして友人や、同僚、先輩や後輩など、と
広がっていく訳だけれど、人との間でしか、幸福は得られない様です。
なので、家族といる時が幸せ、と思っている人は、かなり福運の高い人。
この福運、実は15歳くらいまでの幼年期に習得すべきもの、とされているのだけれど、
それは母親や友人からしか得られないものだったりします。
もしこの期間に、母親の愛情を十分に得られずに、「幸せ」と
感じる事が出来ていなかったり、良い友人が全く出来ないと、
生涯に渡りこの「福運」が得られなくなる宿命の人もいるくらい。
でも宿命に限らず、「福運」はこの時期に体得していないと、
思いやりのない人に育つ可能性が高くなります。
この時期に母親や母親代わりの人がどれだけ子供に愛情を
示すことが出来るかで、その子の人生は大きく変わって来るようです。
一生、福運の得られない人になってしまう可能性も!?
世の中で悲惨な事件を起こす人などは、本人の性格もあるかもしれないけれど、
まず、この時期に福運を得られていない人が多いのが事実。
また、若い時は母親などから受けた愛情で、福運が決まって来る
かもしれないけれど、大人になってからは、自分の意識も大切になってきます。
感謝の足りない人だったら、何を得ても幸せと感じられないようになるし、
感謝の多い人だったら、どんなウンコな出来事に見舞われても
「幸せ♡」と変換できるようになる。
私も30代中ごろまでは、いつも簡単にキレていましたが(気が短いので)
いつでも上機嫌でいられるように、何かにつけて、嫌な事があっても、
車をぶつけたり、お巡りさんに切符を切られたり、転んだり体調を崩したり、
何か大損しても、「ありがとう、でも?だから?こんなに幸せ」と、
何でも良い方向に考える癖を付けるようにしたので、思考の回路がその様に
出来上がっているみたいで、よっぽどの事がないかぎり「幸せじゃない」時はない。
一瞬イラっとしてもなるべく早く気分を変えるようにしています。
勿論、悲しい出来事や切ない出来事を目の当たりしたら、深く心が痛むけれども
その事に呑まれないように、なるべく今与えられている幸福を考えるように過ごしています。
信号待ちしていても(若い頃は、「なんで?」といつもイライラしていましたが)
幸せで、感謝の気持ちを忘れない様に心がけているので、
話を最初に戻すと、「どんな時一番幸せ?」と聞かれて、
「いや、いつでも」って思ってしまった。
でも確かに、心がワクワクしてテンションが凄く上がって楽しい時があるな~、
と気が付いて。
私の場合、それは、家族や友人、師匠などとご飯を食べたり、
楽しい、面白い話をしながらゲラゲラ笑っている時。
誰でも笑っている時は、幸せに感じるのだと思うのだけれど、
一人で笑っても、、、そりゃあ一人で笑っていないよりは楽しいけれど、
誰かと一緒に笑う時は、数倍楽しい。
幸福度は人との間でしか得られない、と算命学は言っているのだけれど、
それをとても実感している今日この頃。
確かに算命学でも福運のない人は、出家などをすると良いと言っています。
仲間がいなくても、たとえ無人島に一人でも自分を見つめて幸せを見つける。
人との間で幸せを取れないのだったら、一人で幸せを見つければ良い。
そんな極端な運勢の人の話は別にしても、もし「どんな時が一番幸せ」と聞かれて
思いついた答えが、人に囲まれて自分が笑顔でいる姿ではなく、
何か自分の好きなもの(趣味や食べる事)に没頭している姿だとしたら
もしかしたら、まだ本当の幸せに気が付いていないのかもしれません!?