自分らしい生き方を知る 算命学鑑定士 詠子のブログ

算命学に興味のある方、運勢や宿命という言葉が気になる方、自分の運勢や資質を知って活かしたい、という方向けに私が算命学の勉強から学んだ処世術を発信したいと思っています♡

母親の役目 ~続き

さて、母親の役目の続き。

 

母親の子供との関わり方で、自然とお子さんが

「他人に思いやりを持ち、社会に出てからも

自分の事を守れる子になる。」ための、

母親の役目について。

 

大きく2つあります。

 

先ずは、現実的な事を教えること。

現実的な事というのは、顔を洗ったり

髪を梳かすなどの身支度、身の回りの整理整頓、

お茶碗やお箸の持ち方、靴の脱ぎ方、

お掃除など家事のお手伝い、お金のことなど。

これは父親ではなく全面的に母親の役目だそうです。

 

そして、これは個人的な意見ですが、

もし余裕があるなら、育ちが良く見えるような

社会性の事も教えておいた方が良いと思います。

ご挨拶や言葉遣いなどの礼儀に始まり、

食事中のマナー(口に物を入れながら喋らない、大きい音を立てないなど?)、

咳やくしゃみをする時は手で押さえる、とか

お手洗いの事(出掛ける前には必ず寄るとか、汚したら拭くとか?)

前の晩までに次の日の学校の準備をする事や、

約束を守ること。家族だけではない場所での

お行儀(騒がない、わめかない)など、

毎回執拗に、習慣になるまで教えてあげる。

 

コツとしては穏やかに冷静な口調で教えたり、

上手じゃなくても出来たら褒めてあげると

良いかもしれません。

不思議と怒鳴ったり大声を出さない母親の

お子さんて、あまり大声で騒がない。

 

最初は大変かもしれないけれど、

身に付いてしまえば、本人が社会に出た時や、

家庭を持った時に苦労をせずに済みます。

 

母親が教えていないと、本人は他人から教わる

事になるので、恥をかいたり怒られたりして、

とても傷ついたり、その人を嫌いになったり、

大きくなってから苦労を強いられるし、

大人になってからでは修正も難しくなる。

 

そして2つ目の大きな役目は、

大したことではないけど、実はかなり重要で、

その子の兄弟、又は友達のような存在に

なってあげること。

 

普段は、教えたり面倒を見るという、

親の立場で接していても、時に友達の様に

一緒に楽しく過ごす時間や遊ぶ時間を持てると

自然に思いやりのある子に育つそうです。

 

同等の立場になり、その子の親友の様に接する。

何か工作やゲームなど一緒に楽しんだり

ごっこ遊びなどを童心に帰って本気で演じたり。

 元気がなかったら、慰めるだけでなく、

本気で一緒に怒ったり、悲しんだり。

気持ちを分かち合って、一番の良い話し相手になる。

 

子供と思わないで、友達だと思うことで、

本人の自主性や気持ちを気遣う事が出来て、

良い関係性を築けるかもしれません。

 

でも、父親の場合は、子供と上下関係が

ハッキリしていても構わない、というか

逆に、父親と母や子供との上下関係が

ハッキリしていないと、お子さんが自分で

家庭を持った時に、問題が出て来るようです。

父親には不動のボスの位置にいてもらう。

 

もしかしたら、そのために母親は子供の前で、

夫婦喧嘩をしたり、夫に不満や文句を

言ったり、悪態をついたりしない方が

良いかもしれません。

 

「ママを困らせるんじゃない!」など、

雷を落とすのは父親にお願いする。

そして母親は子供と友達の立場でいてあげる。

  

しつけの部分など、色々挙げましたが、

実際は、理想をあれこれ言ったところで、

自分の忍耐力と許容力を試される、

すご〜く大変な事だと思います。

日々、子育てを頑張っているママさんたちには

本当に頭が下がります。

 

子供にとってみたら母親は、神様のような

存在だそうです。色々言わなくても、

子供は母親を喜ばせたくてしょうがない。

現実性については社会に出てから、

だらしのない生活を送らない程度の

最低限の必要な事を教えて、

精神的には、友達のようになって寄り添う

だけで充分なのかもしれません。

 

それだけでも、自然と思いやりのある子に

育ち、良い友人が出来て、社会に出ても

自分を守れる、自立した大人に育って行くと

算命学では言っています。

 

私は子供がいないので余計に羨ましく感じる

のだけど、「無条件の愛情」って多分、

自分の子供からしか得られない、母になった人

だけに送られる最高の贈り物だと思います。

 

そんな愛情に支えられながら、

本人が大きくなり、家から巣立って行く時に、

社会に出ても自分で自分を守ることが出来て

気持ちよく運勢を伸ばして活躍出来るように

母親の役目を意識してみるのも

楽しいかもしれません。