自分らしい生き方を知る 算命学鑑定士 詠子のブログ

算命学に興味のある方、運勢や宿命という言葉が気になる方、自分の運勢や資質を知って活かしたい、という方向けに私が算命学の勉強から学んだ処世術を発信したいと思っています♡

生まれた時間て重要?

西洋占星術四柱推命では

生まれた時間が大切になって来るようです。

 

その時間の星の位置だったり、

陰陽五行の差だったりが

重要だったりするらしいので。

 

でも、算命学では、宿命を見るときに

生まれた時間は気にしません。

それにはちゃんとした理由と理論があります。

 

それをちょっとご紹介。

 

時間を考えるとき、まず大きな単位は一年。

地球が太陽の周りを一周する時間。

 

それを少し、分けてみよう!という話なり、

自然学者たちは、十二か月に分けたそうです。

 

12って面白い数字で、月も12、干支も12。

12星座に、音階も12音。1ダースなど単位も12。

キリスト教の12使徒、置物の十二単(ひとえ)、

十二指腸?などなど。

 

十二というのは木星が太陽を一周するのが十二年、

つまり、木星が太陽を一周する間、地球は

太陽の周りを十二周している、、、

ということから来ているそうです。

十二年経つと、地球から見た木星が同じところに戻って来る。

 

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また、一番太陽が高くなる夏至、その反対で一番短いのが冬至

その間が秋分春分。4つの季節に分けられ、

その期間をさらに3つ(色々理由があります)に分けて、

それで十二か月。

・・・他にも十二を導き出す理論は幾つもあるのだけれど、

ここではこれだけ書いておきます!

 

この思想は西洋にも紹介され、ホロスコープが出来たと

言われています。そして主に地球から見た宇宙の星の動きを

観察して運勢を見ていくのが西洋占星術

 

東洋占星術(算命学など)では、この宇宙の動きに加え、

地球の陰陽五行の思想と組み合わせて体系付けられたので、

天と地が一体になった考え方。

西洋占星術よりも現実的?だったりするようです。

宇宙は精神的、地球は現実的?!

 

そして、1年の中には、春夏秋冬という季節がありますが、

その自然の移り変わりを「季節」と呼ぶなら、

その「季節」を持つ単位が最小の時間の単位として

運勢を見るのが算命学。

 

一か月の中にも、月の始めと終わりとでは

自然界の様子に変化があります。

 

そして一日の中にも、温度差など四季的な要素が、

時間の移り変わりがある、と考えます。

朝は暗くて気温が低く、太陽が昇るにつれて

気温が高くなり、陽が沈むとまた気温が下がる。

朝顔なども、朝に花を開き始め、昼間は太陽を浴びて

夜はまた閉じる。

 

そんなわけで、一日の中にも季節があると

考えられています。

 

さて、次は時間ですが、1日は24時間。

その時間となると、1時間の中で自然は大きく変化しない。

そりゅあ1時間の中には、雨が降ったり、晴れたりなんだり

あるかもしれないけれど、太陽だってちょっとしか?動かないし

そんなに大きな変化はない、、、。

1時間という単位の中に季節は無い、と考えられました。

 

なので、運勢を見るための、一番小さい時間の単位は

「1日」という事になります。

 

なので、西洋占星術四柱推命とは違い、

算命学では生まれた時間が考慮されることはありません。

 

次に疑問に思うのは、生まれた時って、

アメリカと日本では時差があるし、

オーストラリアだったら季節が反対だし・・・

一日違えば、運勢が大分変ってしまう算命学。

それで大丈夫なの?と。

 

大丈夫だそうです!

 

算命学には、その地域の?国の?規則に従う、

という考え方があるので、

どこの国の人でも占えるそうです。

 

それから、よく、出生日と届け出た誕生日が

学年や縁起的なもので、異なる人がいますが、

実際に生まれた日で宿命を見ます。

 

私のご近所さんで、ご高齢の女性がいるのですが

あの時代に女学校を出てから

大学まで出ている才女で、

高齢だけれど元気!

 

「占ってー。」と言われたので生年月日を聞いて見ると

どう見ても、もう生きていないでしょ?!

としか思えない様なヒドイ宿命。

 

「うーん、ありえない・・・」と思い、

「誕生日、違ってませんか?」と聞いてみたら、

 

「そうなのよ。生まれたのがね、年末だったみたいで

届け出るのは年明けにしようって事になったみたい・・・。

もう親は死んじゃったから正確な日は分からないわ・・・」

 

ということで、どんな宿命の方なのかは迷宮入り。

 

時間まではいらないけれど、

誕生日が分からないと、絶対宿命を出せない。

 

とは言っても、奥義の内容ですが、

「定則法」というものや、

唯一の統計学となる「運型法」なるものがあり、

誕生日が分からなくても、生き方を見ているだけで

この先、どうなるかが大体わかります。

 

結婚して子供が出来たけど、夫が早くに亡くなり、身を粉にして子供を育て上げた、

と言う人がどういう人生を歩むか・・・

離婚をした女性が、男性が、、、その後、

再婚してどうなって行くのか・・・、

果たしてこの夫婦は、昔話に出てくる

お爺さんとお婆さんみたいに

一緒に仲良く年を重ねていけるのかどうか、

などなど・・・

どのタイプなのか、生年月日が分からずとも

この先が見えてしまう、という技法もあります!

 

話がソレ過ぎたのでまた今度書いてみます。