自分らしい生き方を知る 算命学鑑定士 詠子のブログ

算命学に興味のある方、運勢や宿命という言葉が気になる方、自分の運勢や資質を知って活かしたい、という方向けに私が算命学の勉強から学んだ処世術を発信したいと思っています♡

宿命中殺ってなに?!

天中殺については以前こちらで書きましたが、

10年に一回は巡って来る天中殺。

2年間続くので、今年(酉年)天中殺の人は、

申・酉の2年間が天中殺。

明けるのが来年の節分、2月4日くらいです。

 

人によっては10年間単位の

大運’(たいうん)天中殺というのがあります。

20年間続きます。

この大運天中殺は、節分とは関係なく

誕生日で見ます。

〇〇歳の誕生日が来た時から20年間の

大運天中殺に入る、出る、ということになります。

 

算命学は人の一生を120年間でみるので

1歳から20歳まで天中殺、という人もいれば、

101歳から120歳までが天中殺、

という人もいるので、そういう方は

あまりもう関係ないかもしれません。

 

そしてその他にあるのが、宿命中殺。

これは生まれた時から持っている天中殺。

わざわざ巡ってこなくても、

生まれた時から中殺されています。

中殺される時期が、

初年期(20歳くらいまで)

中年期(20~60歳くらいまで)

晩年期(現役を引退してからお亡くなりになるまで)

 

または、このコンビネーションで、

初年期と中年期が天中殺とか、

中年期と晩年期が天中殺とか、

人生全ての時期が天中殺、っていう人もいます。

 

2年間の天中殺がインフルエンザだとすると、

この宿命中殺を持っている人は

常に軽く風邪をひいている感じで、

インフルエンザになっても、

免疫がある感じで大打撃は受けないようです。

 

普段、健康な人がインフルエンザにかかると

病気になること自体のショックも大きい訳ですが、

万年微熱がある感じなので

「別にいつもの調子悪いのが、ちょっと酷いだけじゃん?」

みたいな。

 

そしてこの宿命中殺をお持ちの方、

3人に1人はいると言われています。

結構たくさんいるじゃない!?

 

天中殺の特徴の一つとして、

「全うできない」「不完全」という

意味があるのですが、

この宿命中殺をお持ちの方、

生まれつき何かの物事を「全うできない」

というものを持っているので、

何かを求めようとすると、

それを全うできない。完成しない。

 

たとえばそれが芸術なら、どこまで行っても

納得のできる芸術作品が作れない。

思想でも、物でも、現実社会でもそう。

何かを追い求めても、納得するところまで行きつかない。

その結果、普通の人より、物事を突き詰め

凄い探求心で完璧を求めるっていう事が起きるので、

優れた芸術家や思想家など、文化を残す方は

宿命中殺を持っている方が沢山いるようです。

 

この宿命中殺を持っている方々、

現実世界の地位や名誉、財産などを

意識するより、精神世界を探求すると、

生きやすくなるそうです。

 

精神世界は終わりのない世界。

そこで完全なものを追い求めるので、

結構大変!

苦労が多くなることは必然の様です。

 

でも現実社会にこだわらず、

精神世界を追求することで

強い精神力が身に付き、生きやすくなる、、、

という仕組みになっているのだとか。

 

何か生き辛い、自分は人と違う。

この現実社会に違和感がある、

と感じている人は

宿命中殺を持っているかもしれません。

 

そういう方は、精神世界のお勉強をしたり

精神的な成長を目標とすると

生きやすくなるようです。