自分らしい生き方を知る 算命学鑑定士 詠子のブログ

算命学に興味のある方、運勢や宿命という言葉が気になる方、自分の運勢や資質を知って活かしたい、という方向けに私が算命学の勉強から学んだ処世術を発信したいと思っています♡

お子さんが障害や病気を抱えていたら

先日、鑑定を希望した方の相談で、

お子さんが病気を抱えていてとても辛い。

子供が苦しんでいるのを見て、自分も深く傷ついている。

この子は今後良くなるのでしょうか?というものでした。

 

私は現在鑑定をお休みしているので、

私の先生を紹介して、鑑定に立ち会わせていただいたところ、

算命学的にはなぜその様な現象が出ているのか?という事を

説明してもらいました。

ただ、処方箋を考えるにも、もう現象が出ているのだからしょうがない。

でもお子さんの運勢を見ると最悪の状態は過ぎているで

今後は良くなっていくでしょう、という事でした。

 

お子さんの病気がちな原因が、思いもよらない運勢上の原因だったため、

その鑑定結果に相談者さんはとてもショックを受けていました。

私も横で聞いていて、とてもショックでした。

 

そして、その鑑定の結果を聞いて、ある友人を思い出しました。

 

以前私が務めていた会社が外資系で、そこにとてもハンサムで

高学歴で背も高くて、性格も抜群に良い同僚?の

アメリカ人の男性がいました。

通勤で一緒になる機会が多く、世間話などしていたのですが、

彼は日本人の女性と結婚して、生後6ヶ月くらいになる

息子さんがいて、名前を聞いたら戦国時代の将軍の名前を

付けていて、とても自慢の息子さんの様でした。

 

そしてある時、「僕ほど健康保険を使っている人はいない。

多分会社の社員が払っている全員分の社会保険料はうちの子に

使われているだろう」って話をするので「どういうこと?」

という感じで、詳しく聞いて見ると、息子さん、

重度の知的障害に加え、片目も生まれつき見えず、

他にも身体的な障害も3つ4つ持っており、

心臓などすでに何度か手術をしていて、

生まれてから一度も家に帰って来ていないとの事。

お水やミルクを飲むと、全て嘔吐してしまい、

飲んだり食べたりしても、苦しんで吐き出すだけで、

始終苦しそうにしていてとても可哀そうだった。

でも今度、口に入れたものを吐かない様に胃の手術をするから、

彼にとって人生の質が大分良くなるだろう、と

嬉しそうに笑顔で話していました。

 

まだ幼い赤ちゃんである最愛のお子さんが

そんな状態であることに加え、

淡々と気丈にそれを話をする友人を見て

私の許容範囲を軽く超えていたのですが、

ショックを受けながらも応援したい気持ちで泣きそうになり、

「〇〇君は、将軍の名前だけあって生まれながらのファイターだね!

手術もきっとうまく行くから、そうお祈りしているね」

としか言えませんでした。

そのあと話した時は、無事手術も成功して、もう

吐くこともなくなり、今度家に帰ってこれると

喜んでいました。

 

私はまもなくその会社を辞めたのですが、

その5年後、夫の海外赴任の渡航で成田空港の

ラウンジにいると、そのハンサムなアメリカ人の友人家族と

偶然再会しました。

何でもサンクスギビングで本国に家族を連れて帰るということで、

車椅子に乗っているけれど成長した例の息子さんと、

可愛い元気な女の子、そして奥さまと一緒でした。

あぁ、あの後すぐに女の子に恵まれたんだ!

と嬉しく思ったのと、息子さんの方もニコニコしていて、

ちゃんと成長して、車椅子ながら海外に行けるくらい元気になったんだと、

そして家族4人幸せそうだったので、

その素晴らしい再会に感激したのを覚えています。

感動というと大げさに聞こえるかもしれないけれど、、、

 

もし私が彼の奥さんと同じように、何重もの障害を抱えた子を産んで、

赤ちゃんのうちから何度も大きな手術を受けなければならなくて、

毎日病院へ通う日々が続いたなら、どんなに苦しいだろう?

もう1人子供産みたいと思えるのかな?

また障害を持った子が生まれるじゃないかと

心神喪失してしまうんじゃないのかな?なんて考えたりしながら、

でも可愛いお嬢さんを授かり、自分たちの人生を最大限に楽しもうとしている

彼ら家族について、本当に凄い!と思ったのでした。

 

その時はまだ算命学も勉強していなかったので

どんな宿命の家族だったのかなど興味を持つわけも無かったのですが、、、

 

、、、長くなるので次回に続きます。