自分らしい生き方を知る 算命学鑑定士 詠子のブログ

算命学に興味のある方、運勢や宿命という言葉が気になる方、自分の運勢や資質を知って活かしたい、という方向けに私が算命学の勉強から学んだ処世術を発信したいと思っています♡

現在、鑑定をお休みしている理由

現在、鑑定をお休みしています。

でもブログを読んで興味を持ってくれたり、

友人やその知人という事で、「ちょっと見てくれない?」

と頼まれるときは、お礼は頂かずに軽い鑑定を少しだけ。

 

軽いとは、小さいお子さんの鑑定や、

大人だったら性格的な話。

良い宿命の方の今後の運勢の伸ばし方の話に限っています。

 

算命学で分かる事って結構、真実だったりするので

言い方や伝え方によっては、とても残酷で人を傷つける。

何か問題を抱えている人などは特に。

 

心の傷口が塞がっていないような大きな傷を抱えた様な人もいる訳で、

「痛い」と心で叫んでいるのに、そこを突いて

「ここが悪いですね」と言われたら、傷口が塞がるどころか

余計に痛み出すかもしれない。

 

お医者さんへ行っても、具合が悪くて、何が原因か分からない場合、

病名などが分かって診断されたら、少し安心。

そして治療法とや回復する時期などを教えて貰えれば凄く安心。

 

でもその治療法を提示できず、良くなる方法を

教えてお薬など処方したり、治るにはどうしたら

良いのかを伝えられなければ、ただの経験不足な人。

テキトーな事を言ってテキトーな処方箋を出すのはヤブ。

 

病気を診断して、治療法を伝えて、何時良くなるのかなど、

本人が安心感や希望を持って帰れるようにしなければ、

お医者さんとしての役目を果たしたとは言えない。

 

詳しく病状を聞きたい人、聞いて理解したい人もいれば

面倒くさい事は苦手で、何でも良いから楽にして欲しい人、

何時よくなるのか、この先どうなるのか知りたい人、

色んなタイプの人がいる中で、なかなか個々に満足のいく答えを

出してくれるお医者さんて少ないのではないかと思う。

でも、もし病気が良くなればそれで十分な訳で。

 

算命学では、運勢が風邪を引いているとか、

病気になっている、なんて言い方をするけれど、

運勢的な病気は、身体の病気と違って、目に見える傷や痛みはなく

本人が心や身体、環境で感じるもの。

 

目に見えて「上手く行ってるな」とか「まずいな?!」

という状態の人もいるけれど、普通は様子が見えないので、宿命を見る。

昔ながらの手計算だと時間も掛かるし、ミスが出ても困るので

お高い額で購入したソフトなどを使う。

 

宿命を見れば、その人の運勢や家族との関係、

性格や過去、未来が大体見て取れるので、そこから

聞き取りをして現在の状態を紐解いて行き、

今後運勢を伸ばす方法や、病気にかかった運勢の処方箋を考える。

 

算命学を勉強して、ある程度知識がついて鑑定をしている人は

沢山いると思うけれど、机上の知識やタブレットを見るだけだったら、

その人は、辞書を持っているだけのこと。

その知識をどう使うかとか、どう伝えたら運勢をより良く出来るのかを

知らなければ、役不足

何もお金を払わなくてもネットで調べれば、そこそこ分かる訳で。

 

お医者さんだって臨床研修が義務付けられている様に、

鑑定をする人も、お金を取るなら、何を誰にどう伝えたら

運勢を伸ばすお手伝いができるのか?など

色々なタイプの人や伝え方をよく研究して

鑑定に臨まなければ、大した鑑定ができないのでは?!

藪医者にだってなりうるのでは!?

 

人の運勢的な病気の痛みを感じられるような経験をしている

経験豊富な人や、相手の気持ちに寄り添える感性がないと

鑑定は難しいと思う。

鑑定したところで、もし、その人のその後の人生を

狂わせてしまったら、いわゆる「返り矢」を浴びて

早死にする羽目になるらしい。

 

どんなに知識や技術があっても、伝える言葉、

伝える方法によって受け取る側の感性もあるし、

相手の様子が分かったところで、納得のいく事を伝えられるかどうかは

一番難しい部分。

 

運勢的な病気の度合いが、風邪や軽いインフルエンザくらいなら良いけれど、

ガンだったりしたら、鑑定をする方も受ける方も必死。

ガンじゃなくても、高齢でのインフルエンザも大変。

寿命もある程度分かってしまうので、

全体の運勢や生き方を見ていると、未来が大体分かってしまう。

 

そこで、鑑定を求めて来た相手が、納得のいく処方箋を求めてきたら

処方箋があれば良いけれど、もし、運勢がガンにかかっていて

しかも末期で死期が近づいていたり、

不治の病にかかってしまっていたら、伝えるのか伝えないのか?

気持ち的な部分で寄り添ってあげられるのかあげられないのか?

なんて考えると、その日に見た宿命を思い出すだけで

夜も眠れなくなってしまう。

 

ただ運勢を見て、真実を伝える事なら、

同じ知識を付けた人なら誰でもいつでもできるけど

運勢を扱うって、そんなに簡単じゃない。

色々な局面にも対処できる様にまずは心の鍛練が必要。

 

という訳で現在、まず自分の運勢の病気を治す事に専念するのと同時に、

心の修行中~。